パンツァネッラ

イタリアのトスカーナ地方で定番の家庭料理で、日にちが経って、固くなったパンを再利用することで生まれたサラダ料理です。

 

そもそも、イタリアは各地方によって独特の食文化を持っているため、イタリア料理といった一括りにできる料理は存在していないらしい。

パンとトマトが主な食材で玉ねぎが加わることもあります。ドレッシングには、オリーブオイル、酢、塩、胡椒で味付けをします。固くなったパンは1口サイズにカットして、水でふやかしてサラダにあえるのがポイントです。


タブレ

 

中東のレバノンのサラダ料理です。日本ではレバノン料理は殆ど普及していないため、殆ど知られていないのだが、レバノン料理もなかなかおいしいものです。

メインとなる食材は、パセリとミント。この食材を大量にいれて、ハーブの風味を出しているところがポイント。パセリは日本では、刺身のつまとしてしか利用されないが、こういったハーブをサラダにふんだんに取り入れるのが、中東料理の特徴だと思われる。パセリ、ミントの他に、トマト、玉ねぎ、キュウリなどの野菜をあえて、クスクスという中東で利用される、お米サイズのパスタを加える。正確にいえば、クスクスではなく、ブルグルという、クスクスによく似た、中東でよく食される食材を使うようなのだが、ブルグルが殆ど流通していない地域では、代わりにクスクスがよく用いられるようだ。
 

タブレはフランスではかなり普及している料理で、馴染みの深い料理の一つになっているようなのだが、そのフランスでは、クスクスが一般的に用いられているようだ。クスクスはもともとはモロッコの食材で、モロッコとヨーロッパは、ジブラルタル海峡を通して非常に密接であるため、フランスには普通に流通されているのだろう。さて、日本ではクスクスさえ普通に手に入らない。代替えには白米でいいだろう。
 

ドレッシングには、レモン汁とオリーブオイル、塩、胡椒を加える。