コブサラダ

 

アメリカにある、ハリウッド・ブラウンダービーというレストランのシェフである、ロバート・ハワード・コブが1937年に考案したとされるサラダだ。ハリウッド・ブラウンダービーは、今でも現存するレストランで、昔のハリウッドの黄金時代を再現したインテリアが特徴になっている。格式が高く、アメリカでは名店に入るレストランのようだ。この店の発祥とだけあって、コブサラダはこのレストランの名物になっている。

コブサラダは、茹で卵、アボガド、トマト、鶏、玉ねぎ、ベーコン、ブルーチーズといった材料を、さいの目切りにカットして、ドレッシングを掛けて食べる。ドレッシングの種類は何でもいいようだ。

 

セビーチェ 

 

セビーチェはペルー発祥のサラダだ。生魚をマリネして、きゅうり、トマト、パプリカなどの野菜と絡めて作る。マリネとは、オリーブオイルにレモン汁、塩、胡椒を混ぜて作るドレッシングのことで、料理の世界では、マリネするというように、動詞として使われるようだ。

生の魚を食べる文化があるのは世界でも日本くらいだと思っていたのだが、中南米地域では、普通に食されているようだ。セビーチェは、ペルーだけでなく、中南米地域で広く食されている。ペルー発祥ではあるが、大航海時代だろうか、スペインからペルーに伝わったようで、スペインでも同じような料理はあるもよう。