共同親権賛成論者への反論② | 統合失調症mikanの「差別される側の論理」

統合失調症mikanの「差別される側の論理」

mikan個人のブログにしましたが、精神障害の話が中々書けなくてすみません。どうしても政治のほうが興味があり、ついつい政治的な話題になってしまいます。FBFには、「障害者が政治を語る」ところが、私のブログの売りだと言われました。

前回の続きより。Kさんと私の議論です。


Kさん

完全無欠な制度はありません。

ですから、特別養子縁組という実の両親の氏名が戸籍に載らない制度もあります。

話は少し変わりますが、臓器移植の場合にはドナーの氏名は秘匿されます。

共同親権制度も一つの選択肢としてはありだというだけで、これが全てにおいて、諸問題を解決できる処方箋とは思いません。


賛成か反対かで、割り切れるような単純な問題ではありません。


子どもは生まれてくる家庭や親を選ぶこともできません。


障害者になる/ならないも選ぶこともできません、


子どもが選ぶということは、成熟したものでも間違えることが多い人生の選択なんて、酷な話です。


児童福祉法や児童憲章、子どもの権利条約においても、その点については明確なこたは書いていません、尊重するとはどれかにあったと思います。


一番良いことは離婚しないこと、それも我慢しない前提で。


今現在、3組に1組が離婚しているんですよ。

私がよく知ってる人じゃないんですが、離婚届を何度も何度も持ち出して、それでも、「あなた(子ども)のために別れないのよ」と言った親がいました。だから、離婚して欲しかったと。そんな人が大勢います。


そんな人に育てられたいですか?子どもは赤ちゃんでも意思がありますよ。ニコニコ笑っているのも、親が怖いから、身を守るために笑っているって可能性もあります。

そういう家が危ない子どもは、虐待する親から離れないと死の危険もあります、


死ではなくても、実の父親にレイプされて、妊娠・中絶を繰り返している子どもも。そんな親に両親が離婚したからって、会いたくないと思っても当然です。


そういう人が親権者だからって、自分の進路をあれこれ口出しして、子どもは迷惑でしかないです。


K様

思い込みで法律の賛否を決めるのは良くありません。

先ずは、これを読んでから・・・ですね。

https://www.moj.go.jp/content/001349397.pdf


あの有名な「母よ殺すな」ですが、なぜ母なのか、その意味を考えたことありますか?


「幼い子供にとって母親は必要不可欠な存在であり、子供は母親と暮らし方が幸せである」という考え方がある。

「母性優先の原則」という。 

実際に、特に乳幼児など、子供の年齢が幼ければ幼いほど、母性優先の原則が重視され、親権争いでは母親の方が有利であるというのが実情としてある。


Yさんは「母性優先」や、それに基づいた親権の判定に対してこそ、異を唱えるべき、その上で共同親権についても考えることが大切かと。


私 

思いつきで言っているのではありません。親権に詳しい人からの情報をえています。

私が親権について聞いたり、調べたりしたことから、意見を言っています。


「母性優先」と考えている訳でもありません。単独親権者は母親でも、父親でもどちらでも。


両親の面前DVがあったり、喧嘩がひどく心理的虐待を受けたので、父母のどちらとも親権者になって欲しくなかった、という人もいれば、先ほど言ったように、「あなたのために離婚しないの」と言いながら、喧嘩を繰り返し、子どもを虐待した親同士は、どちらも親権者として不適格だと思います。


この場合、母親も父親も選びたくないでしょう。


Kさんは虐待されたことがありますか?