前回の続きです。
下記の記事を参加に、要約、私見を述べました。
https://www.asahi.com/sp/articles/ASS4J4H78S4HIIPE001.html
「ひとりで歩きたい」その思いが、松井教授との出会いに繋がりました。
金沢工業大学の松井教授は、AI(人工知能)技術を活用して、視覚障害者を支援する研究をしています。
その松井教授が大口さんの滞在するホテルに、自身が開発したシステムを取り入れました。
点字ブロックにスマホのカメラをかざすと、音声で周囲の状況を読み上げる「コード化点字ブロック」です。
松井教授は紙に印刷した点字ブロックを、ホテルの壁に貼り案内情報データを入力しました。
そのおかげで、大口さんはロビーと自室をひとりで行き来できるようになりました。
松井教授は避難所などの配置についても、案内情報をデータ入力することでスムースな支援ができると話しています。
実際には、スマホを持たない視覚障害者や、全もうの方などについては、課題が残ります。「コード化点字ブロック」をどうやって見つけるか、などの課題です。
例えば、私の住む街の社会福祉協議会が入っている建物では、1階のトイレの前を通ると、人を感知して音声が流れます。「トイレ前です。右側が男子トイレ。左側が女子トイレ。向かいが誰でもトイレです。中央に蝕地図があります」。
このように、センサーで人を感知したら、「コード化点字ブロック」がある所を音声で案内してはどうでしょう?
私見ですので視覚障害の人にとって、どうなのかわかりません。視覚障害がある方々のご意見をお待ちします。
今回はここまで。
次回も避難所の問題について書きます。