もし岸田首相が憲法を読んだことがないのなら | 統合失調症mikanの「差別される側の論理」

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mikan個人のブログにしましたが、精神障害の話が中々書けなくてすみません。どうしても政治のほうが興味があり、ついつい政治的な話題になってしまいます。FBFには、「障害者が政治を語る」ところが、私のブログの売りだと言われました。

下記は、前に9条の会ところざわの総会で述べた、閉会の挨拶の一部です。その当時、ちょうど知り合ったばかりの短大のゼミの先輩が、たくさんくださった憲法の資料にあったものです。


総会で挨拶する予定だったので、大変ありがたい贈り物でした。


以下はアメリカの弁護士、キズル・カーンさんがトランプ大統領について言った言葉です。総会の時はそれを、安倍氏に変えて読みました。今回は、それを岸田氏に変えてみました。


以下ーーーーーーー

岸田首相が憲法を読んだことがないなら、私が貸します。


各地で聞かれます。岸田首相の思想を受け入れることができません。どうしたらいいのでしょう?


答えは2つです。先ず、1つは声を上げること。自分の信じる憲法の大切さと、よって立つ信条に基づいて発言を続けましょう。声を上げなければ私たちが望まぬ方向に物事が動いてしまいます。


そして、2つ目は声を組織化し、抗議すること。デモに参加するのもいいでしょう。権力者にとってデモは非常に効果的です。日本であれば首相官邸の前で、抗議活動をするのもいいです。声と抗議をみんなで実践しましょう。

以上ーーーーーーー


自公政権はこれまでも、国会での審議をろくにせず、閣議決定などで憲法を散々骨抜きにしてきました。


自民党の改憲草案は国民の権利を制限し、義務を強化したものです。


おかしくないですか?

憲法は権力者を縛るためにあるものなのに、彼らがそれを変えたいとは。国会議員はじめ公務員には憲法を遵守する義務があるのに。


今、自民党が狙っているのが、緊急事態条項です。これは大変危険です。


1度宣言されたら、期間はいつまでも延長できる上、閣議決定だけで法律と同等の力を持つ政令を発布できます。


国会は開かれず、選挙も行われず、裁判も公開されないかもしれません。そのように危険な草案であり、また、憲法9条も変え戦争ができる国にしたいのです。


前文にはこう書かれています。

「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないやうにすることを決意」。


このような事は皆さんにとって釈迦に説法でしょうが、決して自民党草案への改憲を許してはなりません。


先日、石破氏が「憲法を変えるまでは死んでも死にきれない」と発言してました。あの石破氏でさえそうなんです。


今、自民党は様々な問題に塗れ四苦八苦しています。これらの問題をこのまま有耶無耶にしてはいけません。


選挙に勝って禊は済んだ?そんな事態を許してはなりません。次の選挙て自民党を下野させましょう。


ここの皆さんは必ず選挙に行く方ばかりでしょう。選挙に行かない人をひとりでもふたりでも、誘ってください。期日前でも、整理券がなくても、投票できます。


重度の障害で投票所に行けない方には郵送による投票ができます。