障害者も障害者をサポートできる | 統合失調症mikanの「差別される側の論理」

統合失調症mikanの「差別される側の論理」

mikan個人のブログにしましたが、精神障害の話が中々書けなくてすみません。どうしても政治のほうが興味があり、ついつい政治的な話題になってしまいます。FBFには、「障害者が政治を語る」ところが、私のブログの売りだと言われました。

生まれつき手足がなく、電動車いすで動きなから、ピア・サポーター(PSの活動をしてきた九州大学の坂井法仁さん。


障害者だって誰もが、誰かを支えられる。障害や配慮が必要人の学生生活を支え合う。そんな活動をしています。


坂井さんは電動車いすで動き回りながら、障害者を支援する知識やスキルを広めました。


今年度から大学院へ進学する坂井さんですが、今後とも活動を続けていくそうです。


大学からリーダーとして認定され、卒業式では久保総長からリーダー認定書を受取りました。


指導教員らに見守られ、久保千春総長からリーダー認定書を授与された


坂井さんがPS活動に参加したきっかけは、キャンバスのバリアフリーマップの制作に、アドバイスした事でした。


九大のPS活動は「障害者差別解消法」により、2014年から行われています。


この運動により、同じ障害でも個人差があるというところを周知している事も評価できる点です。

1人ひとりに適切な配慮が必要である事を、健常者は全く知らないと、言っても大袈裟ではないと思います。また、誤解もあり、外見から判断したりします。


私も障害者雇用問題のグループに加わるまでは、身体障害者のことを知りませんでした。今もよくわかっているとは言えませんが。


例えば「脳性まひは知的障害がないの?」と聞かれた事もあり、どうしてかと問うと、見かけからだと言われ悲しくなりました。


その点九大のPS活動は、この坂井さんの努力もあって、いろいろな効果を上げているようです。


移動支援の研修会を行ったり、ろうの教員と出会いをきっかけに、手話も学んだり。


障害者もただ支援を受けるだけの立場ではない、誰かの支援者にもなれる。PS活動の対等差により、「心のバリア」もなくしていけるでしょう。


大学院へ進んで「相手の手話をカメラで読み取ったり、こちらの発語は手話の立体画像で写したり、そんな翻訳器械を、大学院で研究したい」と意欲満々です。心から成功をお祈りします。


最後に「西日本新聞」さんにも一言。たまにネットでニュースを見てますし、LINEの友達にもなってます。いい記事が多いです。


このような記事を載せたことで、障害者のある高校生が、大学を選ぶ参考になり、九大受験を検討するかもしれないですね。


https://www.nishinippon.co.jp/sp/item/n/597226