ドラッグ犯罪をバッシングしたくない訳 | 統合失調症mikanの「差別される側の論理」

統合失調症mikanの「差別される側の論理」

mikan個人のブログにしましたが、精神障害の話が中々書けなくてすみません。どうしても政治のほうが興味があり、ついつい政治的な話題になってしまいます。FBFには、「障害者が政治を語る」ところが、私のブログの売りだと言われました。

マーシーさん、エリカさまとドラッグ犯罪続いているけど、マーシーさんにはあ~あとは思ったとは言え、私はマーシーさんやエリカさまを叩く気にはなれない。

なぜかというと、ドラッグとは違うけれど、私自身メンタルがボロボロだったとき、自分を傷つけることが8年くらいやめられなかったことがあったから。
今でもしんどいのがかなり続くとぶり返しそうになるときあります。

この話を詳しく書くのはたぶんほとんど初めてだと思いますが、その当時の自分はもう何をどう頑張ってもダメというのがずっと続いていて、それに学校の時から続いていた人間不信とハンデのことで地獄を見過ぎた絶望感でほとんど心がいっぱいで、ギリギリヒーローから力もらって生きてたけど、心は孤独と絶望とやり場のない怒りと悲しみでいっぱいで、でも怒りの向け場が外にほとんどなかった私は、自分をいじめるしかなかった。

ここまで打ってたら急にちょっと涙出てきたけど、こじれる前に止めてくれたのがお母さんだったんです。
あと、古巣でお世話になった人たち。
もちろん治療もしましたよ。
でもその当時お世話になったドクターは、私が治療を卒業する時はっきり言いました。
あなたがここまで苦しんだのは、ハンデのことでひどい目にあったのが引き金で間違いない。と。 

ドラッグはダメに決まってるけど、ドラッグ犯罪やった人をむやみに叩いても誰も幸せになれないよ。
ある意味自分を傷つけることがやめられなくなっているんだから。
きっとマーシーさんもエリカさまも人に言えない深い孤独を長い間引きずってこじれてしまったんだと思うから。

孤独を癒すのも荒んだ心を癒すのも、人の優しい真心なのに、皆すっかり忘れてないかしら。