前回のつづきです。



標高は約1400mですが、

車で行ける舗装道路が上の方まで続いているため

登山口から頂上まではわずか400m。





あいにくの曇り空を見上げながらの一本道です。





アキノタムラソウ。





ミヤマキンポウゲ。





その昔、落ち延びた平家の残党が

無数に点在する石灰岩を

白馬に乗った源氏の群れと見間違え逃げ去った、

ということから名の付いた源氏ヶ駄馬。





その白い石灰岩の隙間からも、

たくさんのシコクフウロが顔を出しています。





花弁のまあるいコから、





花弁の先が3烈に切れたコまで。





こちらのコは白っぽい。


それぞれに個性があってとても可愛らしい。





シシウド。





オミナエシ。





ウツボグサ。





丸いぽっこりとした一夜ヶ森。





シロバナゲンノショウコによく似ていますが、

葉っぱの切れ込みが深いのでコフウロかな?





ナンテンハギ。





山頂近くでは

ヤブウツギが頑張って咲き残っていました。





フジグロセンノウ。





キンミズヒキ。





コアカソのチェーンのネックレスに絡まれる

迷惑そうなホタルブクロ。








山頂には奥の院大空海山幸福寺。





弘法大師像が祀られています。








コオニユリの向こう側に

もくもくと怪しい雲が近づいてきました。


この後、ぽつりぽつりと雨が降り出したので

斜面を転がるように駐車場へ。


車に乗り込んだと同時に

雷鳴を伴う土砂降りになりました。怖かった〜。




そろそろ大野ヶ原の採れたて大根が

売店に並ぶ頃でしょうか。


一足早く訪れる四国カルストの秋を見つけに

またふらりと訪ねてみたいです。