7月7日日曜日。

山頂に咲くササユリに会いたくて、
皿ヶ嶺に行って来ました。




今回は初めてのルート、畑野川から。


上林トンネルを抜けた先にある登山口より

林の中を歩いて山頂を目指します。





タケニグサ。





2mほどの大きな木に実るクマイチゴ。





足元に散らばるイナモリソウ。





ヒヨドリバナ。





オカトラノオ。





ホタルブクロ。





ナガバモミジイチゴ。





沢沿いに続く登山道は風がすーっと通り抜け、

耳にも身体にも涼しくていい気持ち。





沢を渡るために架けられた木橋や石畳の展開に、

ハラハラわくわくです。





ウワバミソウ。





ヤマトウバナ。





バライチゴ。





ヤマアジサイ。





雨が降るとすぐに増水してしまいそうな石畳の上は

苔でつるんと滑らないよう慎重に。





着物の柄のような斑点模様は虫の仕業でしょうか。





1mmにも満たない

びっくりするほど小さなお花はヨツバムグラ。





コナスビ。





分岐地点の看板はまっすぐ行けは竜神平、

左に行けば皿ヶ嶺の頂上へ。


ぐるりと時計回りで周回したかったので

←皿ヶ嶺頂上に向けて歩きましょ。





ランの仲間オニノヤガラ。


葉っぱが無いため自らは光合成を行わず、

菌類のナラタケと共生して成長するのだそう。





花茎の先に小さなオシベがひらいたヤマシグレ。





ミゾソバの葉っぱの下から顔を出すのは

コバノフユイチゴ。





ミズヒキの葉っぱは

たくさんの宇宙人が並んでいるみたいです。





暑い太陽の日差しをしっかり遮ってくれる緑の下、





フカフカの苔のベッドにはキララタケが。





クマザサの中に続く一本道を、ざくざくざくざく。


山野草にも会えず、すれ違う人もおらず

景観の良くない道を歩くのにだいぶ飽きてきた頃、





木々の先に、ぽっかりと青空が見えてきましたよ。





突然視界が開けると、目の前には見慣れた看板が。


皿ヶ嶺の頂上に到着です。





振り返って、こちらの登山道から登って来ました。



つづきます。