前回のつづきです。



一面緑の森の中に、ひときわ目立つ朱赤色。





牧野富太郎博士が命名されたオンツツジです。


道沿いのツツジはすでに花期を終えていましたが、

この場所だけ待っていてくれたかのように

鮮やかに咲いていました。





ギンリョウソウ。





さらさらと流れ落ちる沢の近くには

爽やかなブルーのミズタビラコ。





こちらのミズタビラコは白い花びら。





左へ行くと黒滝山へ。





ツクバネソウ。





フモトスミレ。





大きなヒメシャラの木は

すべすべさらさら、冷たくていい気持ち。





ずっと歩いてみたかったヒメシャラ並木。


天狗高原セラピーロードの紹介でよく見かけるこの場所に、

ようやく来ることが出来ました。





大小合わせると100本ほどのヒメシャラの木は、

夏になれば椿の花によく似た白い五弁の花を咲かせ

花期が終わる頃には落花した花の絨毯に。


そんな季節にこの道を歩いてみたい。





ヒメシャラ並木を通過して程なくすると

この日の目的地、大引割・小引割に到着です。





大地震によって出来た並行に走る二つの亀裂は、

国の天然記念物に指定。





この先の、

地面がぱっくりと裂けているのが大引割です。





上から覗き込んでみましたが、

岩が入り組んでいて奥の方までは見えません。





深さ30mの裂け目は

7、8階建てのマンションの高さと同じくらい。





黒くて不気味な裂け目に

今にも吸い込まれていきそうです。





今度はぐるりと奥に回り込んで、

裂け目の一番端から眺めてみました。





もう少し下の方まで降りられそうですが、

これ以上進めば斜面に積もった落葉に乗っかって滑り落ちるかも。





これより30mほど進むと小引割。


腰まで伸びたクマザサが道を覆い隠していたので

途中で行くのを諦めました。





地球の割れ目を後にして、

来た道をひたすら戻り再び天空のカルスト台地へ。




天空の爽回廊セラピーロードでリフレッシュ。


たくさんのパワーをいただきました。