前回のつづきです。
日本の滝100選にも選ばれている雪輪の滝は
全長300m。
見えている下流部だけでも落差80m、幅20mもあり、
巨大な天然スライダーはキャニオニングの最強王者とも言えそうです。
こちらは、雪輪の滝のすぐそばにある落合淵。
かなり深そうな甌穴が、
ぽっかりと大きな口を開けていますよ。
雪輪橋より下を見下ろしてみると。
その甌穴に、水が勢いよく流れ込んでいます。
こちらのスライダーは、
かなりスリルがありそうですね。
遊歩道はこの先にも続いており、
千畳敷、さらに奥千畳の見事なナメラ床が見られるそうです。
展望台に向かって上がっていると、
キャニオニングの滝滑りが始まりました。
あんな高い所から。
しゅわーーーっ。
「いぇーーーぃ!」
ひゃーーー楽しそう!
私たちも展望台のてっぺんから。
なんとも見事な眺めです。
一番上が滝口のようにも見えますが、
これより三ノ滑、二ノ滑、一ノ滑とナメラ床が断続し、
その先の上流部には、上段と下段に分かれた
高さ40mの大嵓(おおくら)の滝があるそうです。
オトギリソウ。
ヌスビトハギ。
マツカゼソウ。
松風草は名前のとおり涼しげで、
小さな白い花をたくさん付けていました。
キャニオニングの楽しそうな声を聞きながら
帰り道も渓谷沿いをUターン。
淵に飛び込んだり、ロープを使って沢を登ったり、
私もあと10歳ほど若ければ挑戦してみたかったかも?
ちなみに参加資格は、
小学1年生以上から65歳未満の健康な方ならOKだそうです。