3月21日、春分の日。
お日さまがだいぶ傾いた夕方近く、
垣生山に春の散策に行って来ました。
山の斜面に菜の花と、
濃いピンクに色付いた桜は、
戦争で命を散らした教え子たちの慰霊のために、
どんな気候の地でも花を咲かせることができるよう
桜づくりに生涯をかけられました。
平和を願う桜の花は、
愛媛から日本中、世界中に広められています。
スズランによく似た花は、
花弁に緑色の斑点を付けたスノーフレーク。
花はスズラン、葉っぱは水仙に似ていることから
和名では鈴蘭水仙と呼ばれています。
名前の付けられ方が、かなり単純ですね。
少し登っただけで、
振り返ると遠くまで見渡せる松山平野と。
坂道を登り切ると、
すぐに見えてくる反対側の海の景色。
変化に富んだ景色を飽きることなく楽しみながら、
急な登り道もあと少し。
あっという間に、
高さ118mの垣生山に到着です。
ここを訪ねてから一週間が経過しているので、
蕾だったソメイヨシノももう咲いている頃かな。
一足早く、
ひこばえの桜が可愛らしい花を付けていましたよ。
東屋のすぐ近くには、鳥たちの止まり木。
5羽のフクロウが寄り添う立派な木彫りの彫刻が、
新しくお見えしていました。
お気に入りのベンチに座ってひと休み。
しばらく景色を楽しんだあと、
続いて弁天山に向かう坂道を下って行きます。
以前、ここを通った時に気になっていた
こちらの矢印。
陽光桜の矢印に向け坂道をぐんぐん下って行くと。
山の裾野の方に、
菜の花と陽光桜が綺麗に咲いていました。
陽光桜は、アマギヨシノ(天城吉野)と、
台湾原産の寒緋桜(カンヒザクラ)との交配による栽培品種。
ソメイヨシノよりも一足先に咲く、
鮮やかな紅紫色の一重咲きです。
大輪の花を、うつむき加減に咲かせていますよ。
垣生山はこれからソメイヨシノが頂上を彩ります。
また近いうちに散策してみようかな。
道中に置かれたテーブルの上に貼られていました。
もともとは、「笑点」の大喜利コーナーで
取り上げられていたものだそうです。
81才にはなれるかもしれないけど、
18才にはもう二度となれない…。
読んで大笑いしながらも、これから私が進む道。
気をつけます(笑)