「自立」の定義は幅広く各個人で解釈が異なる
「自立」とは本来は、「他への従属から離れて独り立ちすること」「他者からの援助を受けずに、独立して自分の力で生活すること」といった意味です。日本社会において、「自立」は日常生活や専門分野において、非常に幅広く使用されています。自立の定義も幅広いため、解釈もそれぞれ異なる場合もあります。たとえば、他への従属という定義をどのように捉えるか(実家暮らしも含まれるのか)、他者からの援助とは経済的な援助なのか、など詳細についての解釈は、個人単位でもちがうでしょう。
福祉分野においては精神的自立について言及される
福祉分野においては、自立という言葉は頻繁に使われています。生活保護法においても、「必要な保護を行い、その最低限度の生活を保障するとともに、その自立を助長する」として「自立」という言葉が第一条の条文中にあるのです。ここでは、保護を受けないで済むようになる=経済的な自立という意味で使われています。しかし、最近では経済的自立にフォーカスを絞った従来の考え方をあらため、「自らの判断と決定によって主体的に生きること」「自分の言動に自ら責任を負うこと」といった精神的自立について、福祉業界においては言及されるケースが多いです。
自立に必要な能力①:経済力
自立という言葉を聞いて、一般的にまず考えられるのは経済的な自立ではないでしょうか。親が子どもに、「そろそろ自立してほしい」と思うときや、実家暮らしの独身成人が「自立しないといけない」と考えるとき、家賃光熱費や食費を親に頼らず、自分の稼ぎで賄うといった意味が含まれている場合が多いです。経済的に自立するための能力は、やはり経済力になります。家賃のかからない親元を離れて、賃貸物件に住んでも金銭的に困らないだけの稼ぎを得なければ、なかなか一歩を踏み出すことができません。では、この経済的な能力はどうしたら養えるのでしょうか。
高収入を得られるだけの専門スキルが必要
経済的に自立するための能力を培うためには、高収入を得られるだけの専門スキル・能力を身に付けましょう。しかし、資格を取得したからといって、必ずしも高収入が保障されるわけでもありませんし、資格取得を名目に専門学校に通う費用などを親に頼るようでは意味がありません。スキル・能力を自力で身に付けるのもまた、自立の第一歩です。スキル・能力がなくても月収をアップさせる方法もあります。それは、営業職へのチャレンジです。営業成績次第で、短期間で収入を倍増させられる可能性もあります。営業職の多くは、入社のハードルはそれほど高くありません。
自立に必要な能力②:精神力
福祉業界でも、自立という言葉は従来の経済的な側面よりも、精神的な自立をより重視するようになっていると説明しました。この精神的な自立というのは、経済的自立よりも実は難しいのです。人は窮地に立たされれば、生きるための最低限事項は何とかこなせるものです。つまり、経済的自立については必要に迫られれば一応は可能といえます。しかし、経済的に自立していても、精神的に自立が出来ていない人も多く見られます。精神的に自立できていないと、交際する異性に依存してしまい結婚を迫ったり、SNS等で常に人とつながっていなければ不安で仕方ないといった状態になります。
心理学の勉強が精神的自立の助けとなる可能性がある
精神的自立ができていないと自覚できる人は、少ないとも言われます。「何となく」心に常に不安を抱えていて、誰かに頼りたいと思ってしまっていても、それが精神的に自立できていないことだとはなかなか気付けないものです。そもそも、客観的に自分を見られるようであれば、精神的にもかなり自立できている方でしょう。多少の自覚はあったり、逆に周囲の自立していない人に気付いてもらいたいときは、心理学の本を読んだりプレゼントするといった方法が効果的です。幼少期に親の愛情を十分に感じて育つことができなかった人は、大人になっても精神的に自立できない確率が高いといわれます。ただ、気付きを得ることで変わっていくことはできるのです。
自立するために必要な能力は経済力と精神力
自立に必要な能力についてみてきました。自立という言葉は、日常生活から専門的な分野においてまで、幅広く使われています。従来は経済的自立に焦点が当てられていましたが、最近では精神的自立を重視する傾向がみられます。経済的自立をするために必要な能力は、経済力です。これは特別なスキルや資格がなくても働く意欲さえあれば、どのような仕事にでも挑戦して稼ぎを得ることは可能です。しかし、真に自立するための能力である精神力を養うのは、そう簡単ではありません。幼少期の親からの愛情の欠乏が原因であることもあり、その場合は根性論だけでは真の精神的自立には結び付きません。自立に必要な能力を身に付けて、人間として成長しましょう。
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親御さん向けには・・・
ご家族が抱える悩みは何ですか?
実際に当センターへ寄せられている率直なお客様の声です。
「もう、どうしたらいいかわからない」
「これからもあの子に怯えて生きていくなんて耐えられない」
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ご両親、祖父母の方、ご兄弟とお問い合わせいただく方は様々、
この人の事を相談したいというお子様の年齢も10代~50代までと様々です。
当センターの理念は『完全なる自立』です。
付け焼刃の就職斡旋をゴールとするのではなく、継続して自立生活を支える為の就業をゴールとします。
就業継続を支える為の就職後のアフターフォロー、万が一の退職にも早期で立ち直れるメンタル力養成、再就職チャレンジサポート、そしていつでも支えてくれる永遠の「仲間」の存在を実現させます。
盲信している某カルト信者様方へ、
某カルトより、具体的に親身になってくれそうです。
死んだ後の云々よりも、今生きているときに子供をどうしたいかが問題でしょう。
見えない話を餌のように釣られてばかりいると現実世界で生きていけないような人間を大量に生み出すことになるのかもしれませんね。
ご参考まで・・・
(1987年5月5日午後朝日新聞東京本社に赤報隊テロ事件の犯行で使われた銃弾と同一の薬きょう2個を同封した1通の脅迫状が届き、文面には「とういつきょうかいの わるくちをいうやつは みなごろしだ」とあった。)