思い出したので、メモ。


確か・・・90年代半ば頃のこと。

現信者向けの霊石感謝会が、地方中心本部教会であった。

信者の多くは、壺や宝珠や多宝塔・・・を持っている人が多くいる。


故石井氏が壇上に立ち説明したのは、美術書を片手にいかに壺が価値があるかということを訴えていたのですが、聞いている人の中には小声でそんなに価値があるなら、「今すぐ売りたいわ~」「そうよね。そうしたら生活の足しになる・・・」「どこで買ってくれるのかしら・・・」

とささやいていた信者達の話が思い出され浮かんでくる。


どうして、このことを残して置きたいかということなのですが・・・

この感謝会と称した組織の認識と信者の認識では大きな違いがあるということ。

価値があるということで、将来的には価値があると言いたいのだろうけど、信者は大金出して買った物を現金化したいというのが現実としてあったわけです。


信者であった時は、そんなことしか思い浮かばなかったのですが、改めて冷静になって考えて見ると、

爆笑したくなる現実が見えてきたのです。


つまり、美術書にあるのは古い品で価値があるのは当然であるものが写真に出ているわけです。

統一教会が霊感商法で売りさばいた物は、ある意味その模造品でしかない訳です。

統一教会主催の故石井氏が語ったことは、洗脳信者に向けてのこれまた捏造講演会だったということでしかないってことで、まったく、品物としては価値が無いってことだったわけなのです。


本来なら万物条件としての価値を訴えるのが信者向けには筋ってもんですが、この時妙にこの説明会に違和感を覚えてはいたのです。美術書と同じ形でしょ的な事を言う故石井氏の、さも価値があるというようなパフォーマンスが、異常に感じてはいたのですが・・・。当時は、信者でしたから、ものの判断が曖昧な状態ですから仕方ないとはいえ、今考えて見ると・・・

爆笑ものの説明会であったわけなのです。


私も本当に売りたい!と思ってしまったのですが、

本当にアホ・バカですよね~。


模造品なんだから価値としては

1000円ぐらいなもんなのに、故石井氏の話で価値があるなら売りたいって思わされてしまうんだから、いかに

無知な状態であるのか・・・ってこと

です(爆笑~!)


(そんなに価値があるなら、ぜひ教会で買い取ってください♪

きっと、将来は良い値が付きますよ!

さぁ~、みんなで霊石を売りに教会へ行きましょう♪ってか?!

今、買い取ってくれるのかしら?価値があるんだものきっと買ってもらえますよね・笑)


信じ切ってしまうと(無知な人は)、詐欺師にすぐ引っ掛かってしまうもんだなぁ~と、思い起こした教会の説明会でありました。(ジャンジャン)