一部の言論人が、
統一教会と政治の癒着問題追及について、
「狙撃犯の思惑通りになるから、
止めろ。」
という主旨の発言をしきりに行っている。
違和感を禁じえない。
狙撃犯は、癒着問題の追及のために
犯行を犯したのか？
違うだろう。
彼は、個人的な恨みを晴らす動機で
犯行に及んだと言っている。
ただ、その結果として
この問題が明るみに出たという
だけのこと。
明るみに出た大問題を
追及することに、
何か問題があるだろうか？
テロリズムを称賛している
わけでもない。
それとこれとは、
まったく別な問題だ。
恣意的に結びつけて、
追及を否定しようとする
彼らの狙いは何なのか？
自民党あるいは
統一教会の擁護のための火消し工作
以外に何があるだろうか？
いろいろな意見を持つのは
自由だが、
根拠のない、あるいは
明らかに間違った言説の
強引な主張を、
公共の電波で垂れ流すべきではない
だろう。
まして、その場にいない他者を
侮蔑したり、断罪したりするような言葉を
一方的に公共に向けて行うのは、
放送倫理にも反する行為では
ないのだろうか？
それこそ、
プロパガンダ、ミスリードの
始まりとなる。
意図的にやっているのは、
悪質な報道妨害だと感じざるを得ない。