「歴史を考えるヒント」 | シンプルな日々の幸せ

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里山の小さな暮らしや、気付きや思いを徒然に…

昨日は、

膨大な待ち時間を消化すべく、

本棚の奥から引っ張りだして

持参したこちら。



内容もさることながら、

今、

こんな状況を目の当たりにする中で、

2012年時点で書かれていた巻末解説に、

こみ上げるものがあった。


網野善彦氏と言えば、

阿部謹也氏とともに、

知らない人はいないだろう

東西中世史の2大レジェンド。


一方、西尾幹二氏?

失礼ながら、

まったく存じ上げなかった。

ウィキを

ググったら、

「つくる会」

なるほど…


自由闊達な学問、

一流の研究が

時の政権(選挙支持団体?)の意向によって

抑圧されれば、

それは、

国力は衰退して当然ですとも。


あまりにも、

格が違いすぎて

話にもならないだろう…


今日のニュースでも、

政府、自衛隊関連者による

学術研究への圧力、介入について

報じられていた。


この期に及んで、気づけないなら、

もはや、

亡国への道が、止まることはないだろう。