息子たちの卒業後

高校・大学の入学準備で

バタバタしている最中に起きた

義父のやらかし

その②です。

 

 

その日は3月の終わり近く。

長男君はのうのうと友達と

卒業旅行へ行っており

私は長男君の一人暮らしの準備で

”百均”やら”しまむら”などを

巡っていました。

お昼はじいちゃんの用意をしますが

この日に限って

あまり喋らなかったんですね。

いつもなら

『午後は庭の○○を××する~』

とか会話するんですが。

 

 

 

 補聴器無くした日

 

 

午後も出かけて

夕方次男君と遅いおやつタイムを終え

18時には夕飯の支度を始めていました。

夕方から雨が降り始めていました。

次の日の午前中まで強い雨傘になる

という予報でした。

 

18時半過ぎ

じいちゃんがトイレのドアを

開けたままで

なにかやってる凝視

 

ミカン『じいちゃん、何?トイレ?

ドア閉めて』

 

義父『いやー、無くなった。

部屋も色々探したんだが』

 

ミカン『何が?』

 

義父『耳の...』

 

ミカン『補聴器?』

 

義父『いつ無くなったかわからない。

今将棋やって気付いたら...』

 

ミカン『お昼してたっけ?

あまり喋ってないから私も覚えてない』

(会話がスムーズじゃないと補聴器の電池切れとか栓抜けてるとか気付くのですが)

 

ミカン『とりあえず部屋探そうか』

 

廊下もトイレも洗面所も!

 

ないっ!!!

 

義父『いやー、いつからだろう?

外かな?草むしりの時落としたか?』

 

ミカン『えー!!!もう雨だよ滝汗

 

ミカン『ちょっと探してくるから

じいちゃん家の中もう一度探して』

 

外はもう暗くて

雨がしとしと降ってます

 

 

 

 

 

 

 

この日は芝に生えた

雑草をむしっていたじいちゃん。

目が悪くて

見えなくはないんだけど

手探りで

抜けるものは抜いてしまう

芝までむしりまくって

カラカラの芝が丸まって

放置され

土がむき出しになっていました無気力

 

そのカラカラの芝を

素手でかき分けて探します。

ゴミ袋の中も探します。

左手で探し、右手はライト。

雨に濡れながら。。。

1時間半。

じいちゃんも探しに来たけど

ライトないし

夜でさらに見えないのに

探していることに

ちょっとイラっ

 

 

ないっ!

 

今日は諦めて

ご飯仕上げて

(カレーの日で良かった)

お風呂入らないと

夫が帰ってきてしまうアセアセ

 

私のお風呂中に帰宅した夫。

じいちゃんが夫に説明。

なんかちょっと怒ってた真顔

そりゃ、10万の補聴器

数ヶ月で無くされたらね無気力

 

夫も(5分くらい)探しに行ったけど

ない。

 

夫『草のゴミ袋の中も探したけどないよ』と。

(それはもぅ私が仕分けまでして見ましたけど)

 

私が色々説明して

明日また探すね。と

その日は終わりました。

 

夫からは『悪いな。』とか

『余計な仕事増やしちゃってごめんな。』とか

全くありませんでした。

 

 

 

 

 

 

 次の日

 

 

朝夫が出勤する時

 

夫『探すの午後にしなよ。雨だし』

 

言われました。

 

なんか私キレました。

 

ミカン『午後は予定があるんだよムキー

 

夫も嫌な顔して出勤しましたよ。

 

息子2人の入学準備で

バタバタしてて

予定が入っているのは

分かっているのに!

という私の気持ちと

夫なりの気遣いが

見事に噛み合わなかった

結果がコレですw

 

 

 

 

 

さて、早めに家事を終わらせ

ボツボツ雨が降っている庭を

傘を差して探し始めました。

夜とは違って

明るいので

カラカラの芝と

草のゴミ袋を

もう一度念入りに探しました。

じいちゃんが歩きそうな

場所も。

物置に置いている

一旦草を入れるバケツも。

 

ナイッ!

 

昨日から玄関に戻るたびに

『あったか?』と心配そうに

聞くじいちゃん。

 

部屋をもう一度一緒に探した時

 

義父『午後は物置ちょっと探したりな、

ゴミ袋に入れに行ったりここしか通らない』

 

ミカン『!!!      

物置探したって何を探したの?

触るところないでしょ?』

 

義父『いやー、何か使える物ないか

ちょっと物置見た』

 

ミカン『物置そんなに綺麗にしてないし

目が見えないのに

手探りで触ったら怪我するよちょっと不満

 

ミカン『次から何か欲しい時は声かけてねちょっと不満

物置もうちょっと見てくる』

 

 

物置は

じいちゃんが

いつも使うピンクのバケツがあり

それをいつも持って出るだけなので

ピンクバケツとその周りと

物置の戸の部分しか

見てませんでした。

 

じいちゃんが物置を物色するのを

想像して動いてみたら

下に紫色のバケツがあり

使っていないカマなどがあり

よーく見てみたら

 

!!!発見!!!

 

ミカン『じいちゃんっ!あったよ!!!』

 

義父『おぉぉ!あったか。

いやー良かった』

 

待っても良かったしか言わない

じいちゃん

 

ミカン『じいちゃん何か言うことは真顔???』

 

義父『いやー、申し訳ねぇ。

ミカンさん、見つけてくれて

ありがとうございます。』

 

ミカン『はい。どういたしまして。

次から注意してね。

とりあえず、見つかって良かったねーニコニコ

しかも、物置だったから

濡れずに済んだねーニコニコ

 

義父『いやー、良かったデレデレ

次から気をつける』

 

とりあえず、

無事補聴器は見つかりましたが

夫に連絡しませんでした。

 

 

 

 

 

さてさて、

10万近くする補聴器は

無事見つかりましたが

もうちょっと夫とのやり取りが

ありますが

だいぶ長くなってしまったので

次回にしようと思います。

最後まで読んでくださって

ありがとうございますニコニコ