ノルンノネットフルコンプしました。
私は発売日から2日後に手元に届きまして、実はその時点でツイッターやAmazonのレビューなどで賛否両論分かれていたこのゲーム。
昨年のオトパで初情報が出てからずっと楽しみに待っていたのですがこれは期待しすぎると泣きを見るゲームかもしれないとちょっと期待値を下げて挑んでみました(笑)
結果、私は楽しめました。とても楽しかったです。
これカプ萌え派にはなかなか美味しいゲームではなかろうか・・・。
シナリオ自体はツッコミどころ満載ではあります。回収してない伏線だとか説明不足だとか言われるとおっしゃる通りと言うほかありません。
それでも私が楽しめたのは主人公含めたキャラの魅力とカップリング萌えの力だと思います。
このゲーム、前情報があまりない方が楽しめるんじゃないかなぁと思いました。
壮大な世界観を期待して買った人にはちょっと辛いかも。
私はプレイ開始後早々に世界観や謎についてはざっくり楽しむ方向にシフトチェンジしたのがよかったのかもしれません。
個人的によかった点と気になった点も挙げておきます。
【よかった点】
・音楽は文句なしに最高
各所でサントラが売り切れなのも納得。方々探して私も明日ようやく届きます。
・キャラがいい
個別の感想はまた後日。
・主人公が可愛い
3人いますがそれぞれ違った魅力があって私は全員好きです。
こはる
…とにかく純粋です。私天然系のはわわ主人公って苦手なので実はちょっと心配だったんですよね。
でもいざプレイしてみたら全く気にならないどころかまるで保護者のような目線でこはるを見守っている自分がいました。
深琴
…こちらもまたツンギレが苦手な私は心配していましたが、深琴でやった一人目が一月ルートだったのもあって深琴可愛いなぁって思いました。
朔ちゃんルートからやるとちょっと苦手になっていたかもしれません。(朔ちゃんに対しては幼馴染という甘えやとある事情のせいで他ルートより若干あたりがキツイんですよね)
七海
…いわゆるクーデレになるのかな。主人公達の中では七海が一番好きです。
物静かで少し天然も入っていますが言うべきことはちゃんと言うし、ちゃんと周りのことも考えられる子です。
カップリングした時に誰が相手でも萌えるというのも大きいですね。
・主人公に声がついていて、キャラからもデフォ名で呼んでもらえる
素晴らしいですね。こういうゲームがもっと増えるといいのに。
・カプ萌えが素晴らしい
何度も言っていますがこのゲームは本当にカプ萌えが最高です。
シナリオの穴を補って余るくらの萌えがあります。
・声優さんの演技
どのキャラも全く違和感なく楽しめました。
特にロン役の杉田さんはすごかった。何がすごいってこれは是非プレイして聞いて欲しいくらいすごかったです。
【気になった点】
・足音、咀嚼音などのSE
どんだけ早足なのっていうくらいの足音は一度気になりだすとツライです。
・圧倒的な説明不足
これはおそらく全ルートプレイすることで少しづつ謎が解けていくといった仕様にしたかったのだと思いますがかえって裏目に出た気がします。
・キャラによっては投げっぱなしとも思えるエンディング
萌えの力で目を瞑れるくらいではありましたが冷静に考えるとひどいよね?というルートも…(でも萌えたよ!)
・放置プレイもいいところな空汰くん
空汰くん好きにはちょっとツライかも?
…と、まぁこんなところでしょうか。
諸手を挙げておすすめ出来るゲームではありませんが、カプ萌えが好きだったり少しでも気になっている人であれば世間の評価を鵜呑みにする前に是非一度プレイしてみて欲しいと思います。
それと攻略の順番ですが、私は駆→一月→暁人→正宗→朔也→平士→千里→ロン→夏彦でいきました。
最初、駆ルートを終わった段階ではネタバレ的な意味で失敗したかなぁと思っていたんです。
でも周回を重ねる毎に思ったのが最初が駆でよかったということでした。
このゲーム、物語の本筋を辿るルートばかりではありません。
ですので、1周目に一月や平士といった物語の本筋から外れたルートをやってしまうと何が何だかわからないまま終わってしまい消化不良になった可能性が…。
その点、私は1周目でなんとなくの本筋が見えていたので他ルートをやるときにも自分の中で補完しながら楽しむことができました。
一応参考までに。