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今週の競馬の予想

毎週更新するかどうかわかりません。基本日曜日のメイン1レースのみの予想です。
私から購読者に向けて馬券を当てて頂く為に予想を提供しているのではなく、「私はこんな感じで買ってみます。」という感じで私が買おうとしてる馬券を単純に趣味で公開してるだけです。

京都1600m外回り。開幕週で前が止まらないかもしれない。枠順は関係ないだろう。
このレースは実力ある騎手が乗った強い馬がそのまま上位に来る。人気は関係ない、例外は09年の藤岡くらいか。



まずは人気の
カレンブラックヒル

このメンバーでいえば実力はグランプリボスと二分している。しかし今回は、初めて斤量58キロを背負うので少し考えなければならない。

カレン 56キロ→58キロ
グラン 57キロ→57キロ
シルポ 57キロ→57キロ
ダノン 56キロ→56キロ

昨秋の毎日王冠→マイラーズCの斤量の増減である。
他のライバル達は全く増えてないが、カレンだけ2キロ増。どうやらこの馬だけハンデ戦らしい。
フェブラリーSの大敗の後で2ヶ月の休養明け。馬自身も負け過ぎてガックリきてるかもしれない。
しかし調教師は、

「順調に来ているが、ボテっと見える。でもそういう体型なので。」

本当に?緩んでるんじゃなくて?
当日の馬体重が楽しみである。ちなみにフェブラリーS時は466キロ。



次に、
グランプリボス

サクラバクシンオー産駒にしては1600mも走るので孝行息子だと思う。
しかしこの馬は休み明けでとにかく走らない。陣営はマイラC→京王杯SC→安田 を明言してるが、本番前に叩き2戦。本来ならメドをつけるのは直前の1戦で十分なのだが。
実は休み明け2戦叩いてのG1ローテは昨秋にもあった。

毎日王冠 6着
スワンS 1着
マイルCS 2着

毎日王冠は松岡が乗ったが、

「フワッとできる空間で走れればいいと思ってました。直線に向いても手応えがよく勝てると思ったくらい。休み明けとしてはいい内容でした。」

分かるだろうか。この馬の目標はマイルCSであって、前哨戦でタイトなレースにする気はさらさらなかったのである。
勝てるかと思ったなら勝ち負けのレースをしたはず。
今回も回ってくるだけだろう。
しかし、シルポートが逃げて誰も捕まえにいかないわけがないから、ペースは速まり展開自体は向くだろう。シルポートが逃げてエイシンメンフィスあたりがそれを追うのか、そうなると上がり勝負になるわけだが、

グラン 京1400m 33.2 下りから平坦コース スワンS
クラレ 東1600m 33.0 上り坂2m 東京新聞杯

コース違いで参考にするのはおかしいと分かっている、勘弁してほしい。
大体タイプは同じだが、クラレントの方が切れる気がする。



ダノンシャーク

重賞勝ちは今年の京都金杯で今回はそれから斤量マイナス1キロ。
好材料なのは京都での戦績が、10回走って3着以内が8回。うーん・・・すごい。
またディープインパクト産駒にとって京都1600mは天下で連対率は.290で全種牡馬中1位。陣営は安田を目指してるらしいが、賞金を稼がなければならないし1600m重賞での結果も欲しいはず。ジョッキーは売り出し中のCデムーロ。勝ちにきていると思う。



クラレント

東京1600m重賞2勝。切れる脚も持ってるし距離実績もあるが、パワーの必要な東京と平坦な京都は違う。父親もステイヤーなだけに信用しがたい。
そもそも賞金的には安田に出られるので、ここで無理する必要もないだろう。



ファイナルフォーム

Mデムーロが乗るが、阪神C上がり勝負の競馬で3F34.9は遅すぎやしないか。



エイシンメンフィス

そもそもこのレースは牝馬が来ない。近10年で来たのは、
スイープトウショウ、ダンスインザムード、テイエムオーシャン。牡馬と戦える名牝たちである。あと母が名牝だったニシノマナムスメ(ニシノフラワー)


結果、

◎ ダノンシャーク

○ クラレント



福永祐一はツイてない。
デニムアンドルビーを下ろされたがラストグルーヴに乗れる!
そこまでは良かったが、ラストグルーヴがソエ発症でフローラS出走回避。賞金的にも、ローテ的にもオークス絶望。
一方でグランプリボスを大人の事情で下ろされた内田博がデニムアンドルビーへ。デビュー3戦きっちりと伸びて来てるし、負けた2レースとも敗因ははっきりしている。
直線長い東京でさぞいい脚が使えるだろう。

内田博はツイてる。













(予想は週刊競馬ブック、JRA-VAN、パーフェクト種牡馬辞典、他多数の文献をもとにおこなっております。
データも多数はこれらの文献から引用させて頂いています。
私の予想の根幹となる物であり、週末に競馬を愉しむことができるのも、これらがあってこそです。

この場で最大限の感謝と敬意を。)