こんばんは、一日一天鳳が目標の水口です(最近鬼打ち気味です)。
何だかブログの更新が超久しぶりになってしまいました。すみません。(゚´ω`゚)゚。ピー

以前の記事で、ブログに書くネタがないと書いたところ、「プロになったきっかけは何か」というご質問をいただきました。なので今回のブログはプロになったきっかけを綴っていこうかなと思います。


私が麻雀業界に足を踏み入れたのは大学四年生の秋。度々フリー雀荘に通っていた私は、夢だった雀荘アルバイトをしようと決心し、マーチャオ秋葉原店で働き始めました。そこで「女流プロ」という存在を知り、またそれになることを勧められたりしてちょいちょい興味を持つようになったんですね。
しかしもう大学四年生の秋。就職が決まっていた私は始めから春までしか働けないという前提があったのです。だからまぁ私が麻雀プロになることは決してないだろうなと、麻雀プロへの憧れは捨てて一アルバイトとして日々働いておりました。

就職するまで、春休みだったこともあって、私はほぼ毎日マーチャオで働きました。本当に意識の高いお店だったので、私も働くことが楽しくてしょうがなかった。接客楽しい!って心から思いました。やりがいとか達成感とかごろごろ転がってたんですよ。4月はどんどん近づいていましたが、どんどん辞めたくない気持ちが大きくなってました。

それでもやっぱり無事就職はしました。新しい環境で新しい仕事をしました。たまたま配属がお客さまと接することのない部署だったので、仕事内容の急激な変化に戸惑いました。一日中パソコンを眺めていると、マーチャオで働いていた頃を思い出して「あぁ接客したいなぁ、笑ってお話したいなぁ、大きな声出したいなぁ」とかそんなことを思うようになっていました。

私のマーチャオに対する思いというか、接客に対する思いというか、まぁそのふたつともに対する思いは日に日に強くなりました。昔勧められた「麻雀プロ」という存在もそこで思い出しました。
それからはずーーーーっと自問自答の日々。よくあるセリフのような、「人生は一度きりなんだから好きなことをやった方がいい」のではないかと思ったり、反対に、やっぱり世間的にはそれなりの会社に就職できたんだからこのままいけば安泰なのに、とか新卒で就職してたった一年程度で辞めるなんて非常識だろ、とか世間体とか両親のこととか、もう考えすぎて禿るんじゃないかと思いました。毎日考えがあっちゃこっちゃしてました。強気になったりひよったり、忙しい日々でした。

そして冬、もうすぐ就職して一年が経とうという頃、日本プロ麻雀協会のプロテストの日も近づいていました。ずーっと考えていた私ですが、ついに受験しよう!と決心し、直属の部長に相談しました。麻雀に理解のあるすごく優しい部長で、「俺的には全然かまわないんだけど、会社的なイメージとして二足のわらじは認めるとこができない」とのことでした。隠れてプロになろうとすれば不可能ではなかったと思いますが、中途半端にこそこそ隠れてプロ活動をするのでは意味がないと思った私は、そこで退社を決意しました。私は堂々とマーチャオに戻りたかったし、堂々と麻雀プロになりたかったんです。

私がプロになろうと思った過程には、こう見ると接客とマーチャオがあったんですね。
会社を辞めて麻雀業界に戻るほどだから、ずっと麻雀業界でやっていきたいと思っているわけで、プロになった方が何かと仕事もやりやすいわけで。あと、会社を辞めて雀荘で働く、というのより会社を辞めて麻雀プロになる、という方が両親やその他もろももろに納得してもらえるかな、というのもありますね、ずるい話。

そんなこんなこんなでもうすぐプロになって一年。今はほんとに楽しいです。一度きりの人生、やりたいことやろう!の成功例ですね。

うおっと、こんな時間なのでもう寝ます。
明日は日暮里のあ、13時から20時!