アルバム制作日記のつづき。

(前回の日記はこちら)

ボーカルとしては一点の悔いもないテイクがやっと完成した〜>_<と思い、その後3ヶ月が経った頃、プロデューサーの保本さんから一本の電話が。

「OKテイクも録れてるから大丈夫なんだけど、メンテから戻ってきたNEUMANN U47 Tubeが凄く良くなってたから、メンテ完了記念にこっちのマイクでも『T-4』試してみない?」

やりたいやりたい(≧∇≦)!!!

ということで、完成したと思っていた『T-4』の、まさかの3度目のレコーディング笑。

でも、こういうこだわりはすごく好きだし、新しいマイクで録ったらどんな感じになるんだろう...って思うとめっちゃワクワクする(^-^)。

こうして迎えた本番の日。

いつもの緊張感のなか、それでも歌は何回も歌ったせいか、わりと安定したテイクが録れたのだけど・・・

その後の自分の決断が大変でした>_<。


最初のバージョンには、これから真剣にやっていくんだっていう自分の意志や覚悟が漲っていて個人的にもすごく思い入れがあり、何度も繰り返し聴いてたから細かい歌い方のニュアンスまで完全にインプットされちゃってて、なかなか新しいほうに頭が切り替えられない。

一方で保本さんは、1ミリの迷いも無くこっちが断然いい!って言ってる。(迷いがないという事は、それだけやり尽くしたっていう事なんだろうな。。。)

確かに聴いてみると、新しいほうが声がよりクリアにパワフルに、明るくまっすぐに届く感じがする。

で。

気の済むまでいろんな意見をとことんぶつけ合いましたw

納得のいく作品を出す上で、そういう過程って凄く大事だよね。

そんなこんなで、毎回毎回これでもかー!ってくらいに紆余曲折を繰り返しながら、曲作りは着々と進んでおります。。。


悩んでいるの図(※写真はイメージです)
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