先日、ストレイテナーのライブに行ってきました。

なんだろ、決して無理せず、程よく力が抜けてる感じがとてもよかった。

『彩雲』は名曲ですね。。。

なんであんなにせつなくあたたかいメロディーが生み出せるんだろう。

聴いてたら、涙と鼻水で顔がぐしゃぐしゃになって困った(^_^;)。

メンバーの、口はメタクソ悪いクセに、音にすごくなんかたいせつなもの込めてていねいに弾いちゃってるの感じちゃったりしちゃったら、もうダメだね。

ダメだね(笑)。


いろいろ、みてていろんなこと思った。

豊洲PITってすごく広いんだけど、その5分の1くらいの広さの赤坂BLITZってとこで昔一回だけワンマンやった時に、みんながやたら遠くて、自分がすごくちっぽけな存在に思えて、どうやっても届かない気がして、すごく孤独だった。

やりながら、あぁ、自分にはもっとちいさいキャパのほうが合ってるな...って思ってた。


なんでそんなふうに感じてたのか。

今ならわかる。


ひとを、ひいては自分自身を、信じることができなかったんだよね。

このひとたちはほんとに自分のことが好きなのか

とか、いま思えばくだらないことに気を削がれてたんだな...

ホリエくんの歌ってるとこ観ながら、『そうだよな。んなもんカンケーねーし、ひとが自分をどう思おうが「愛してる」ってことを無条件に、無尽蔵に、無限に湧き出る泉から、音に乗せてぱぁぁぁって全存在で放てばいいんだ。』って思った。


いまなら、言える。

ありがとう



あいしてる

って言葉を、耳を通して身体中に自分たちの音を響かせてくれてるひとたちに向けて、まっすぐに。

しねー!って言葉もたぶん同時に吐くけれど(^_^;)

でもそれは、自分をぶっ壊して本当の自分を感じて生きたいし、生きて欲しいと思うから。


他人の音を通じて、自分の音楽の根底に触れられた、そんな夜でした。


あとは『羊の群れは丘を登る』もよかったな。。。

部活の先輩が好きだった(あとユニコーンもw)中学の頃を思い出すような、胸がぎゅっと締め付けられるようなギターのリフ。

その間だけ、せつない感覚を、どうもありがとう。


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