水嶋ヒロ、すごいなぁ。

男性としては好みのタイブではないのだけれど、『黒執事』に対峙する彼の姿勢がスゴイ。


「どうせやるなら、自分のなかに悪魔を宿らせたかった」って話してる時の眼が、ほんとに透過性があってニュートラルで、ほんとにこのひと、何でも宿らせちゃうんだろうなぁ...って思った。


悪魔を宿らせるかぁ・・・。



そういや昔は、ライブを演る前はとにかく自分のなかの邪悪な世界にひたすら集中して自分を落とし込んでたなぁ。。。(いまはメンバーと楽しめればそれでいい←でも結局は、毎回必死過ぎて楽しむ余裕ゼロ(~_~;))



ステージ上ではたぶん、邪悪であればあるほど、愚鈍であればあるほど、観客を引かせちゃうぐらいのブッ飛んだ輝きを放つんだろうな。


そう考えるとエンターテインメントって、人間のもつあらゆる側面を輝かせる魔法の万能薬だね~。。。



などと思いながら、本屋でNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』の特集を立ち読みし、岡田准一と柴田恭兵かっけーわ...と思いながら家路につきました。




そういや岡田准一さんも『永遠の0』のインタビューで、「役をやるにあたって、その当時の若者を演じようとするのではなく、現場ではただ、いまを生き抜くことに集中した。」みたいなこと言ってたなぁ。。


俳優さんって、その瞬間の自分の"最適な置き場"を、俯瞰的・感覚的に感じる集中力がすごく鋭敏なんだろうな...と思う。


そういう才能に、心からあこがれる。


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