椿山荘から渋谷に向かうタクシーの中、友人がこんなことを教えてくれた。

「女のひとが妊娠できる確率は、実はたったの20パーセントしかないんだって。

だから、子供を授かるっていうのは、実はとても奇跡的なことで、

卵子のなかに精子を人工授精しても、卵子の中で育たなかったりすることもあるんだって。」


へぇ~。

じゃあもしかしたら、卵子とか精子にも意思があるのかな。


そりゃそうだよな。

何億個っていう精子が、卵子に向かってどゎ~~っといっせいに向かっていくんだもんな。

戦争だ。

いや、自分との戦いか?


で、死に物狂いでやっとのことでたどりついて、卵子の膜を突き破って勝ち取った勝利。

なのに、あっけなく卵子に「あんたじゃ、イヤ。」

って拒否られたら。



せつねぇなぁ。。。