ひきつづき(6/22参照)、田口ランディさんの『キュア』を読んでいる。

感情は目に見えないエネルギーで、それは放射線のように、少しずつ体内に蓄積され、生体に影響を及ぼすらしい。

やっぱり。
だから時々、大洗濯が必要なんだ。

いつもニュートラルでいようとすることも、人と会う時はできるだけ新鮮な気持ちで会おうとすることも、全部からだがそれを欲していたんだ。


意識はなぜ生まれたか。

内臓を外界から防御するために、意識が生まれた。
だから、意識は外の世界のことしか認識できないのだという。


ガン細胞とは?

ガン細胞も自分の一部で、だからそれだけ潰そうとしても無理で、がん細胞が居づらい環境に生体内を劇的に変化させれば(玄米菜食で糖分を一切摂らないetc.)、ガン細胞は小さくなるという一説をある登場人物が話していた。


でも、遅かれ早かれ人はみないずれ死ぬのだから、生きている上で一番大切なことは、生体内のあらゆる微生物との共生を意識すること、"生きている"ことを、感じることだと、主人公は語っていた。



たとえフィクションであれノンフィクションであれ、この本には自分にとってとても大事なことがたくさん書かれている。


大好きな本が、また一冊増えた。