私達の仕事は、単に車で送るだけではありません。

 

対象の方は、なんらかの病を患っている方が多く移動中に何かが起こってしまう事(容態変化等のアクシデント)もあるので、今までどういう病気をされたのか、今はどうなのか、どういう事が起こりうるのかを知っておくと早く対処することができます。(聞ける範囲で、なるべくです。)
本人とその家族、迎え先や送り先の医療機関や介護機関の従事者と連絡を取り合う事が重要です。(起こりうる事に対してする対処の説明と確認をします。指示・指導があればその通りにします。)

 

個人情報の取扱いになるので、事前の契約(約束・承諾)が必要になります。信用も重要です。
本人、家族、親戚の方々にまず各機関に連絡していただいておくとスムーズに事が進みます。私達が信用されていることを知って頂けます。

 

信用して頂ける様になると、機関の従事者の方から先にお客様の了解を得て直接依頼を頂けるようになり、さらにコミュニケーションが密に取れるようになったら、お互いに必要な情報はどういう事なのかを確認しておくと、さらにスムーズに事が運ぶようになります。

 

土日や夜間に救急車ではなく、私達に先に移送相談してくる事もでて来るようになります。
救急車で病院に受診した患者さんの帰りの移送依頼が、病院から直接来るようにもなります。
救急車の隊員から、緊急性が小さいからということで移送依頼が来た事もありました。

逆に送った方がそのまま入院になった時に、希望があれば関係機関などに情報を入れたりすると、より信頼が深くなったりします。

 

コメントいただければ、私の知る限りのことではありますが、お答えします。
分かりかねる事も、相談機関をお伝えすることは出来ると思います。