2024年になってもう1月もほぼ終わりになって久しぶりにブログを書いています。
三瓶朝立接骨院です。
今年はこのブログの更新頻度も上げていければよいなと思っています。よろしくお願いいたします。
現在、当院のある三瓶町内では新型コロナウイルス感染症が流行しております。
全国的にも年明けから新学期の始まりを経て10波が始まったと宣言する自治体もあります。
愛媛県は年明けから中四国の中でも感染者数が多い地区になっています。
⚠️ #第10波 新型コロナ感染者数が急増しています。そして、入院者はそれ以上に激増しており、もう第9波ピークとほぼ同じです。救急医療逼迫の数値(東京ルール)も第9波ピークを超え、発表される感染者以上に医療が逼迫。検査受けていない感染者もかなり多いと推定されます(症状が重いという現場の声も) https://t.co/XVg8gTwT4X pic.twitter.com/Zu0ThJZh1Q
— Takuro⚓️コロナ情報in全国/神奈川/横浜/川崎/東京/大阪/岐阜/広島/宮崎/愛知/静岡 (@triangle24) January 19, 2024
新型コロナウイルス感染症に関しては、感染症法の分類が5類相当に変更されて以来「コロナは弱毒化した」「かかっても大したことない」「コロナ禍が明けた」などの誤解が生じ、メディアでも取り上げられなくなったため感染状況を把握し食い止めることが難しくなりました。しかし依然として新型コロナウイルスは存在し世界中で脅威となっています。
「海外ではコロナが明けてもう誰もマスクしていない」などという人もいますが全くの間違いです。
海外でもコロナによる被害は拡大しており、マスクの着用が様々な場所で推奨もしくは義務化されています。
現在の日本では先ほども述べた誤解のせいで「もはやマスクは必要ない」という方もおられますが、この認識も間違っております。新型コロナウイルス感染症に対してマスクは非常に簡便で安価な対策の一つであり、またインフルエンザなどの他の感染症に対しても有効です。
新型コロナウイルス感染症で恐ろしいのは後遺症の存在です。呼吸器疾患だけでなく、循環器、消化器、中枢神経などその範囲は多岐にわたるようです。後遺症の発生率も高く下記の研究ではWHOの基準で11%とされています。
https://www.yokohama-cu.ac.jp/news/2022/20230227Horita.html
またその後遺症からの回復についてスコットランドの研究では、42%が完全に回復するまでに6〜18カ月かかり、6%はその後も症状が残ったと報告されました。
新型コロナウイルス感染症に対する対策は自分の身と、引いては周囲の家族や友人を守ることにもつながります。個人でできる対策は手洗い、うがい、換気、密の回避、ワクチン接種などですが、これらが有効な手段であることは何より5類移行前の日本が自ら示したことのはずです。成功していた過去の対策を投げ捨てて、現実から目を背けて逃避したところでウイルスは消えてなくなりはしません。公衆衛生とは自己責任では済まない話なのです。
当院では上記のような考えのもと、これからも感染症対策を続けていきたいと思います。なにとぞ皆様のご協力をよろしくお願いいたします。