「マスターの教え」(ジョン・マクドナルド作 

山川紘矢・亜希子訳)

という本を読みました



 



この本の最後の方に書いてある
この文章が印象にのこりました
以下抜粋します


あなたが誰かに、あるいは
何かに抵抗しようとすると


~それが批判、羨望、嫉妬
にくしみ等、思いであれ
発言や行動であれ~


あなたは必ずその相手を助け
しかもそれに比例して
自分を弱めてしまいます


なぜでしょうか?


あなたは自分の進歩のために
とても大切なあなたの生命力の一部を
その人や物に
わざわざ移転させてしまうからです


ひどい怒りを爆発させてから
すっかり疲労困憊してしまった人を
実際に目撃したことはありませんか?


疲労困憊こそ大きな消耗なのです。
他人を助けるかも知れませんが
あなたにとっては大きな損失です
(p.129~130)



この
「生命力を移転してしまう」
「疲労困憊する」
という言葉が
妙に実感を持って
わかるようになりました


誰かや何かを
「『抵抗』する感情を持って」
思っている間というのは
確かに疲れると



そして
このような本編のあとの
訳者のあとがきには
このようなことが
書かれています



あなたは何をしに
この地球に生まれてきたのでしょうか


大切なことは
人生の目標を決めることです
最初は身近で小さな目標を定め
その目標を達成したら、
すぐに次の目標を定めましょう
(p.138)


ここは
学んだコーチングとも
共通する部分があり


これまでやはり私は
大いに色んなものをみて
反応したり
うらやましいという気持ちになったり
してきたけれども


そんな
自分の外側の部分に
自分の大事な生命力を
使うのではなく


自分自身は本当は(ぶっちゃけ)
何をしたいのか
そこに意識を向けること


コーチングでも学んだ
「答えは自分の中にある」ということ


それが改めて
大事なんだなと


この本を読んで
思ったのでした