母も私も

まだ元気?若い?と

呼ばれる頃には

全く、気づいていなかったのですが



母も80歳にもなると

どういう訳だか

道の真ん中を

歩きたがるようになりました



ここは大阪

人も車も

なかなか多い



もうちょっと端を

歩いたら?



と言ってみるけれども



私と一緒に歩いていても

母は

道の真ん中へ~真ん中へ~と

進んでいく。。。



アスファルトの道というものは

端に寄れば寄るほど

ビミョーに傾斜がついていて

(どうやら排水のためらしい↓)




その

傾斜になっているところを

歩くのは怖いのだという



私にはわからないぐらいの

微妙な段差も傾斜も

母にとっては

歩けない場所なのだ



今日は大阪は

朝から大雨



大雨だから



いつもの通勤ルートも

車が走っていない間は



歩行者は

老若男女問わず

水溜まりを避けるためか

はたまた歩きやすいのか

道の真ん中を歩いていく



そんな中

やってきた車は

絶妙に

歩行者の隙間を縫って

走っていく



そんな光景を見ながら

道の真ん中を歩く母

そしておそらくは

私の老い先を思っては



どしゃ降りの中

どうしたもんかなぁーと

思いながら

歩いていたのでした