※以下、記事タイトルにある本の
ささやかなネタバレを含みます
見たくないワ、という方は
スルーを、お願いします。。。
益田ミリさんの
「ちょっとそこまで旅してみよう」
という本を読みました
著者、益田ミリさんのお母様や
彼氏、お友達との旅行もあれば
おひとりさまでの旅行もあり
国内旅行もあれば
海外旅行もあり
アラフィフ
独身の私には
あぁ~
こんな旅もしてみたいなぁ~
と思う
そんな瞬間も
盛り沢山の本で
現在
80歳の母と同居しており
母の体調のこともあり
以前に比べて
家にいることが増えた私には
こういう本を読むことで
自分も少し
旅行に行った気持ちに
なれるのです
旅先で
自由に使える時間が
午前中だけ、という時に
午前にしかいけない場所が
2ヶ所あり
こっちにも行きたいし
あっちにも行きたいと思う時
迷った末に
こっちに、行こう!と
行き先を決めたこと
その決め手になる
理由なども
書かれていまして
建物は
なくならないだろう
けれども
食べ物は
なくなるかも知れない
と
食べる物の方を
選んだ、という場面があり
私も以前
田舎に帰る度に
食べるのを楽しみにしていた
大好きな
チョコロールケーキを
売っていたお店があったのですが
ある時
ロールケーキを
楽しみに帰ると
いつの間にか
お店がなくなっていた
という経験をしたことがあり
妙に共感したのです
英語しか通じない
観光案内所では
お願いしたものと
違う交通カード、かつ
お値段の高いものが出てきて
まぁ、これも使えるしいいかぁ、と
一瞬、思いながらもやはり
自分は、これが欲しいと
伝えるのだ、と思い直し
思い切って
伝え直して
希望のものが出てきて
よくやったー、私、と
喜ぶ場面があり
私は一度
どうしても
カードの買い方がわからず
行きたかった場所の途中までしか
行けなかった、ということがありまして
すごいなー
よく、言い切ったなぁー
と
ここでも妙に
共感、するのでした
この本を読んでいると
観光地のことのみならず
その時の
益田ミリさんの
状況や、心情まで
描かれていて
そこに触れる度に
尻込みするような状況でも
どんな状態でも
旅は
人生と
同じ
「今
この瞬間を
楽しむ」
それに尽きるのだ
と
感じさせてくれた本
だったのでした
