先日
歩いておりますと
向かいに
通路にベッタリ
しゃがみこんだ
おじいさんと
その娘さん(?)とおぼしき
女性の方が
目に入ってきまして
娘さんとおぼしき方が
・・・すみません、、、
ちょっと、手伝って頂けませんか?
急に、座り込んでしまって。。。
と。
私に
お手伝いを求めてこられました。
・・・すみませんが
ちょっと、一緒に
身体を、支えて頂けますか?
ということで
その娘さんと、私と
二人がかりで
おじいさんの身体を引き上げて
持ち上げよう、としますが、、、
・・・
人間の身体、まして
大人の身体、というのは
どうにも、重いもので
二人がかりで
ウーーーン、と
持ち上げようとしても
全く、動きません。。。
おじいさんは変わらず
通路に、ベッタリと
座ったまんま。。。
私は結構
身体も大きい方だし
(だから声をかけられたのか・・・?)
何とかなるんじゃないかなぁ、、、と
思っていたのですが
ものすごーく、甘い考えでした。
と。
そこへ通りかかった
ものすごく小柄な
女性の方。
私達の様子を見て
ツツツ、、、っと、
近づいて来られまして。
おじいさんに。
「立ちたい?」
おじいさん。
うなずく。
「そっか。じゃ、立とうか。
いくよ、せーーーのっ。」
・・・と
ひとこと、言ったかと思うと
おじいさんの身体の真ん中に
重心低く
おじいさんの身体を
全身で抱えるような形で
ご自身の
小柄な身体を
潜り込ませました。
そして。
娘さんとおぼしき方と
私とが
ボーゼン、と見守るなか。
ひょいっ、、、と。
ご自身が立ち上がるのと同時に
おじいさんも
立ち上がったのです(!)
もう、ビックリ(!)
うわーーー。
娘さんとおぼしき方。
ありがとうございます~!
本当に、助かりました~!
と、大感謝。
私は、もう
尊敬のまなざし(!)
すごいですねーーー!
介護士さんですか?
それとも
看護師さんですか?
・・・と、聞きかけたところで
お答えにはならずに
その、小柄な女性の方は
フフフ(笑)
と(笑)
笑顔で去っていかれました。
カッコェェ~!
すごいなぁ。
コツ、というものが
あるんだなぁ~
すごいなぁ~~~
と。
突然
目の前に現れた
救世主に
大いに
感服、した
出来事、だったのでした。
