「目標」と

「目的」の

違いを

説明してください




と言われて




説明出来るでしょうか・・・?





先日

通勤電車で



とある本を読み




「コーチング」を

学ばせて頂いた身でありながら

この質問のところで




・・・うう。。。



・・・と

なっておりました。。。





その本というのが

こちらです。



 




この本によると




「目標」とは

「目的」を達成するために

設けた目当て



つまり



「目標」はあくまで

「目的」に向けての

目印、でしかない

という書き方をされていました。



「目的」は

成し遂げようと目指す事柄



でした。




つまりは



「目的」を実現するために

「目標」を定め



それに向かって

行動していく



ということだが



多くの人が

いつの間にか



「目的」が

どこかへ行ってしまって



「目標」だけが

一人歩きしているのだ、と。

(本文P.56~57)



なるほどなぁ。



「物語」とあるので

フィクション、なのかな、とは

思うのですが




ある男性が

公園で

ある老紳士と

出会うことにより

人生が変わっていく、という

物語を書いたものでした




もしかして

こういうシチュエーションは

あるのかも知れない。






本のタイトルにある

「ザ・コーチ」





この老紳士が

「コーチ」でした。




この本の主人公(男性)は

この老紳士から

「コーチング」を受けていくことで

日々、そして人生が少しずつ

変化していく

展開でした。




この本では

「曖昧さ」という名の落とし穴

について



主人公の男性が

一緒に働く同僚に

問いかけるような形で


以下のように

書かれています。

(本文P.49~51)




「目標」って、

どんな意味で

理解してる?



そうだな、、、

「目標」、がなきゃ

仕事にならないだろう?



特に

営業は

毎月「目標」を

達成するのが仕事だ。



だから、「目標」とは

ある時までに、しなきゃならない

ことだな。




じゃ、「夢」ってなんだ?



・・・そりゃあ、、、

「夢」は、、、


「夢」は、「夢」、だよ。




・・・引用、ここまで。




曖昧、ですね。




この後の記述で



意味の捉え方というのは

結構、曖昧なのだと。



これは

見出しが

適当につけられたままの資料が

散らばったままの

部屋や机の状態と一緒なのだと。



これでは

効率も悪いし

なかなか成果も出にくいのだと。





なるほどなぁ、と

思いました。




この本の中には

随所に



その、バラバラ、かつ

曖昧なものを



どのように整理して



どのように

「目的」に結びつけていくか



「やらなければならない」を

どのように

「やりたくなる」に

変えていくか



随所に

ヒントが

書かれています。



そして

ここに書かれている

そのヒントこそ

「コーチング」だなと

思いました。




「目標」

「目的」

「夢」

「ゴール」

「ビジョン」




この5つの言葉の意味を

より明確に理解して



より細かく設定して

行動していくこと



そのための

具体的な方法が



この本には

細かく丁寧に

書かれていたように

思います。




「知る」は「できる」の始まり。



私たちは普段、世界を全て見ているようで

実は何も見えていない。



今は「コーチング」から

少し離れている私にも



この本の中には

このような言葉が

沢山あり



気づきを沢山

得た本でした。