モナコといえば、ヨット。

何億円もするような豪華なヨットが見られるのも、モナコならでは🇲🇨‼️9月には、ヨットの展示会ともいうべきヨットショーが開かれます。

もともと、アウトドアといっても、好きなのはスキーだけで、暑いのは苦手なので、日焼けしたくないこともあり、海にそんなに興味がない。だから、ヨットに固執もしてなかったけれど、モナコでは、みんながヨットに固執していた。女の子たちは、ヨットを持っている男性を見つけるのに必死だった。彼は、私と出会うちょっと前に、ヨット⛵️を売却してしまっていた。前の妻とは、法的に正式に別居。つまり、「前の」と呼ぶぐらいに、完全離婚90%手続き済み。そのきっかけというか当時の彼女だったロシア人モデルとは2年ぐらい付き合ったそう。それで、モスクワにマンションを買ったらしい。彼女にあげたダイヤモンド💎とかは、なぜかモナコに保管してあるらしく、時々電話がかかってくる。私の前には、息子がダイビングスクールをやってるメキシコで出会った女性が、現地でお店をやる、ということで、大量に服飾品を購入し、それらを入れるためにさらにルイヴィトンでバッグを購入したりしたけど、結局別れてしまった。

などなど、聞いてるだけでも、シッチャカメッチャだった。迷走中、という言葉がピッタリ。

私は、普通に美味しいご飯さえ食べられて、時々ショッピングできるぐらいで充分なのに、いつも「何か」をしていないと落ち着かないのだった。だけど、ビジネスは引退していたから、やることがない。結果、むやみやたらと移動を繰り返すことをしていた。今日は、モナコのアパルトマン、明日はサントロペ、そして次の日はアンティーブ、といった具合である。全然落ち着かない。というわけで、私は全然落ち着けない💦どこも私にとっては、新しい環境だし、その度ごとに、荷物をアンパッキング、そしてまたパッキング。スーツケースと暮らしてるみたい。彼は、恋人を喜ばせることが好きなのだった。それで、ヨットクルーズを計画してくれた。自分のヨットは、もう処分してしまっていたので、レンタル。ヨットのレンタルは、1週間数百万円ぐらいする。値段は交渉次第だったりするから、仲介人を通して、交渉していた。彼は、フランス語はできないので、英語が話せる代理人を通じて交渉していた。

ようやくヨットが見つかったようで、クルーズに行くことになった。