こんにちわ。

 

 

ミドルレディのミカマイカモカです。

アラフィフにして臨床心理士を目指し

独学で大学院入学。

 

 

現在、公認心理師、臨床心理士として

医療機関に勤務中!

 

 

先週末、心身医学会の大会に参加

してきましたよ!

 

 

 

昨年は、1日しか参加できなかったのだけど、

今回は2日間とも参加♪

 

 

学術講演会は私にとってディズニーランド音譜

色んなアトラクション(講演)に行って、

美味しいご飯(ランチョンで支給のお弁当)

を食べて、キャスト(先生方)に会えて。

普段中々会えない他病院の皆様との再会も

嬉しいしニコニコ

 

 

心身医学会は医療心理士という独自の

資格を設けているので、心理士の方々の

参加も多いです。

 

 

で、心理職の人をターゲットにした

講演もあるんです。

 

 

今回、公認心理師3名、心療内科医1名による

パネルディスカッションがあったので、

参加してみたんですけれど。

 

 

パネリストの公認心理師さん達、

皆さん非常勤。

所属先として有名な病院名を名乗って

いらっしゃっても、勤務スタイルは

非常勤で、掛け持ちで他でも働いて

いらっしゃる。

 

 

パネリストの開業医(心療内科医)の先生、

ご自分のクリニックで公認心理師を

雇っていらっしゃるけれど、

1名を週1回雇用しているだけ。

 

 

前回のblogで、心理士って食べていける?

ということをテーマに書きましたけど、

やはり常勤の心理士って少ないのかなって

いう印象。

 

 

今回のパネリストの公認心理師さんのお一人は、

所属先には常勤も少数いるが、

ほとんどが非常勤の公認心理師とのこと。

 

 

精神科病棟を有する病院なのに、

ちょっと意外だったわ。

入院患者さんへの対応って、

常勤とかじゃないと難しいのでは~?

と思ったけど、そうでもないのかな?

 

 

同じことを思った人がいたようで、

質疑応答で、「どうして非常勤ばかり

なんですか?カンファレンスとかは

どうしてるんですか?」という質問があった。

 

 

週1回のカンファレンスには、

その日に出勤する公認心理師が参加して

情報を皆に共有する、とのこと。

何故非常勤ばかりなのか理由は

わかりませんとのこと。

 

 

私は思うけど、非常勤ばかりなのって、

常勤を雇うと、社会保険とか雇用保険とか

手当が大変だからじゃないのかな~?

 

 

週1~2回の非常勤だと、社会保険も

雇用保険も入れなくていいし、

経費的にも手続き的にも楽よね。

 

 

 

質疑応答で、クリニックで常勤で働いているという

公認心理師さんが

「常勤でしか見えないこと、フォローできないこと

があるから、常勤で雇うべきと思う。どうして

常勤で雇っていないのですか?」と

パネリストの開業医の先生に質問。

 

 

開業医の先生は、経費面で難しい点などを

細かく丁寧に正直に話された。

 

 

うんうん、わかるわかる。

ほんと、経費的に厳しいのはわかるよ。

心療内科って、心身医学療法80点とか

だしね。

 

 

精神科なら、通院精神療法で、

少なくとも300点~取れる。

それに、メンタルクリニックとかだと、

WAISとかも高額設定のところも

割とあったりして、それでどうにか

利益上げてたり。

 

 

経営者としては、経費はなるべく減らしたい、

でも質の良い医療は提供したい、という

狭間で大変なんでしょうね。

 

 

あと、公認心理師という制度が出来て、

何か変わりましたか?というテーマへの

答えは、パネリスト全員が

「特に何も変わってない」とのこと。

 

 

うん、私もそう思う!

雇用が増えたわけでもなさそう、

時給だって増えてないでしょ。

認知度もさして上がってない。

 

 

折角できた国家資格なのにねー。

なんだかなぁ…。

 

 

心理士雇用の幅が広がるには、

心理士としての存在価値が

経費を上回ればいいんでしょうけど。

 

 

心理士って必要とされてるよね?

大丈夫だよね?

そんなことさえ思わされるディスカッションであった。

あー、なんか真面目なblogになっちゃったイヒ

 

 

 

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