私が通っていた幼稚園では目が見えない子と一緒のクラスでした
集合場所に行く時、
誰かがその子の手を引いてあげるなんていうのは当たり前で
見えないからこそ、
言葉で伝えてあげるという思いやりが幼いながらに生まれたと思います
そんな目の見えないお友達は「ピアノ」が上手でした
全く弾けない私からすると凄いなーと尊敬すらしておりました。
お遊戯会でその子が一緒の踊りができなくても、音に合わせて身体を動かす
それだけで一緒に楽しんでいることは確かで
それを
「同じ踊りできないなら、あっちに行けよ」
なんていう子は1人もいませんでした。
その子の親御さんは
「小学校からは、間違いなく、普通と同じ子の学校には入れない。
その前に、普通の子と同じ環境に入れてあげたい」
という気持ちを園側が理解して受け入れたそうです。
今考えると、とても、すてきな幼稚園に通っていたなと誇りに思います
さぁ。大人になって私がビックリしたことは
接客業をしていた時に
誰一人として
「目の見えないお客様が来た時に対応出来なかった」ことです
お店の前に白い杖を持った女性が立ち止まっておりました。
店内が気になるようです。
私は店のドアを開け
「いらっしゃいませ。ここはドーナツ屋です」
そういうと
「私ね。甘いものが食べたかったの」と笑顔になりました
店内へ案内し
「どんなドーナツが食べたいですか?」
「ふわふわ系。サクサク系。もちもち系がありますが」
「それにチョコがストロベリーや抹茶という種類もありますよ」と。
結果。3種類ぐらい買ってくれて。
「この袋に一個ずつ紙に包んで入れています」と説明し。
お会計から、店の外に出るまで、全て担当しました。
帰りに何度も「ありがとう」という言葉をいただきました
こんなにお礼を言われて接客業としては嬉しいことはありません
周りのスタッフはただ、ただ見ているだけでした。
どう接していいか分からないようでした。
私が接客をしたことにすら驚いたようです。
「よく、話かけれるね」と
その時、幼稚園時代に「あの子」と出会ったことを誇りに思いました。
そして感謝の気持ちが溢れてきました。
その後の仕事でも子どもの写真館で着付けを担当していた時のこと。
七五三の男の子で足が弱くて立てないお子さんの着付けお願いできますか??
という話がきて。
「私でよければやります」と言ったものの上手く出来るか不安でしたが。
結果。その子のお母さんにお手伝いしてもらい、男の子も、楽しく過ごしてくれて
最後にチューしてくれました
最高のお礼を頂戴しました
どんな時も状況に応じて対応を変えること。
もし相手に障害があったとしても
その人と楽しめる手段を見つける努力をすること。
見たままで「障害者」と判断して近づくのを辞める思考はナンセンス
です。
子どもの時から
「人間はみんな違ってみんな良い」を知るべきだし
「個性を受け入れる心」を作るべきだし
「優しい人間に育つ」ために「困っている人がいたら手を貸す」
という精神を身に付けるべきだと私は思うのです
それが今の世の中はどれぐらい出来ているんだろうと考えると、まだまだなようです
現在。私がディレクターとして動き始めた企画の仕事の一つに
ウェディングフォトの企画があるのですが。
どんな障害のある人も
「素敵な写真を撮って、輝く自分を知ってもらいたい」と思っています。
また「人を繋げるイベント企画」などのプロデュース業もやっていきますが
個性が輝く場所を提供できるようになりたいです
さっ。頑張ります👍
現在。京都にてウェディングフォトのヘアスタイル&メイクができる方を探しております。
「髪の毛のアレンジが得意」また「人にメイクするのが得意」
という方がいましたらご連絡ください
またお知り合いにそのような人がいるという場合も繋いで頂けたら嬉しいです🥺
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最後まで読んでくれてありがとう🥺
ご縁に感謝🙏

