今更ながら『timelesz project(通称:タイプロ)』を観て、心が震えるほど感動しました。

これはただのアイドルオーディション番組じゃない。
人間ドラマであり、成長の記録であり、絆の物語でした。
最初はまったく興味がなかったんです。
周りが話題にしていた頃もスルーしていたし、ドーム公演のニュースを見ても「ふーん」くらい。
でも、ある日突然、頭にタイプロの文字が浮かんで、気づいたらNETFLIXで一気観していました。
番組は3次審査から始まり、最終審査までを追いかける構成。
候補生たちの中には、ダンスも歌も未経験なのに、回を重ねるごとにどんどんアイドルらしく変化していく。
その姿に目が離せなくなりました。
メンバーたちは厳しくも温かく、候補生一人ひとりに真剣に向き合っていて、その愛情が画面越しにも伝わってきます。
審査のたびに落選する候補生との別れがありながらも、絆は深まり、いつしか候補生もメンバーも家族のように感じられるように。
私はモニターの前でただ観ているだけなのに、まるで一緒に過ごしているような錯覚すら覚えました。
彼らのひたむきな姿勢に、自分も何かに本気で向き合いたいと思わせてくれた。
そんな学びをくれたことに、心から感謝しています。
タイプロは、ただのオーディション番組ではありません。
夢に向かってもがきながら成長する姿、仲間との絆、そして本気で生きることの尊さを教えてくれる、心揺さぶるドキュメンタリーでした。
人気の秘訣が少しだけ見えた気がします。
