ハンドメイドを続けていると、時々考えることがあります。
「もっと売れる作品を作った方がいいのかな」 「流行りのデザインを取り入れた方がいいのかな」
もちろん、お客様に喜んでいただくことはとても大切です。
しかし私は最近、「オンリーワンの作品を作り続けること」の大切さを強く感じています。
誰かの真似ではなく、自分らしさを大切にする
SNSを開けば素敵な作品がたくさん並んでいます。
人気作家さんの作品を見ると、
「私もこんな作品を作れたら」 「同じようなものを作れば売れるかもしれない」
そんな気持ちになることもあります。
でも、真似をするだけでは長く続きません。
なぜなら、その作品にはその人の経験や感性が詰まっているからです。
私たち一人ひとりが歩んできた人生は違います。
好きな色も、生地選びの基準も、作りたいものも違います。
だからこそ、自分の感性を大切にした作品には、その人にしか出せない魅力が生まれるのだと思います。
生地との出会いも一期一会
私は生地が大好きです。
お店やネットで生地を見ていると、
「この柄で水筒バッグを作ったら可愛いかも」 「この色の組み合わせ面白そう」
と想像が膨らみます。
生地との出会いも人との出会いと同じです。
気に入った生地があっても、次に購入できるとは限りません。
廃盤になることもありますし、売り切れてしまうこともあります。
だからこそ、その時に感じた「作りたい」という気持ちを大切にしています。
同じ作品を大量生産するのではなく、その時の感性を形にする。
それがハンドメイドの面白さだと思うのです。
コツコツ続けることで見えてくるもの
私はハンドメイド販売をしていて、
「もっと早く結果が出ればいいのに」
と思うことがあります。
しかし現実はそんなに簡単ではありません。
1個売れて喜び、 しばらく売れなくて落ち込み、 また注文をいただいて励まされる。
そんな繰り返しです。
それでも続けていると、不思議なことがあります。
以前は気づかなかった改善点が見えてきたり、
お客様からいただいた言葉で新しいアイデアが生まれたり、
少しずつ自分らしい作品の方向性が見えてくるのです。
大きな成長は一日では起こりません。
毎日の小さな積み重ねが、後から振り返ると大きな差になっています。
神社参拝とハンドメイドの共通点
私はよく同じ神社へお参りに行きます。
神社巡りも楽しいですが、同じ場所へ何度も通うことで感じる安心感があります。
ハンドメイドも似ている気がします。
派手な近道を探すのではなく、
今日もミシンに向かう。
今日も作品を一つ完成させる。
今日も写真を撮って発信する。
その繰り返しが、少しずつ自分だけの道を作っていきます。
オンリーワンは自分自身の積み重ね
オンリーワンの作品とは、特別な才能がある人だけが作れるものではありません。
毎日考え、 毎日作り、 毎日改善する。
その積み重ねの先に生まれるものです。
誰かと比べる必要はありません。
昨日の自分より少しだけ成長できれば十分です。
これからも私は、生地との出会いを楽しみながら、自分らしい作品を一つひとつ作っていきたいと思います。
世界に一つしかない作品を作ること。
そして、その作品を手に取ってくださる方の日常が少しでも楽しくなること。
それが私のハンドメイドの原動力です。
焦らず、比べず、コツコツと。
これからもオンリーワンの作品作りを続けていきたいと思います。






