思い出の服を、新しいカタチに。リメイクバッグのご紹介

こんにちは。
今回は、着られなくなったお気に入りのワンピースとTシャツを使って、リメイクバッグを作ったお話を綴ってみたいと思います。

着なくなったけど、捨てられない服

クローゼットの奥に、なかなか手放せない洋服ってありませんか?
今回バッグにリメイクしたのは、くすみピンクのキャミソールワンピースと、チェリーのプリントがかわいいパープルのTシャツです。

どちらも色合いが気に入っていて、何度も着た大切な服。でも、サイズが合わなくなったり、生地が少しくたびれてきたりして、着ることはなくなってしまっていました。

それでも、ただ捨ててしまうのはもったいない。
思い切って「リメイク」という形で、もう一度活かしてみることにしました。

ワンピースがバッグに変身

まずはピンクのワンピース。
柔らかくて軽い生地感は、バッグにしても扱いやすく、ふんわりと優しい雰囲気になります。

スカート部分のギャザーをそのまま活かしながら、ギャザーバッグ風に。持ち手はワンピースの肩紐を利用しています。ウエストの切り替え部分がちょうどよいデザインになり、シンプルながらも少し立体感のある仕上がりに。

大きめサイズなので、普段使いはもちろん、エコバッグとしても便利です。A4サイズの書類もすっぽり入ります。

Tシャツのプリントを内布に

内布には、Tシャツのプリント部分をそのまま使用しました。
「Blessings of the Moment(この瞬間の恵み)」という文字とチェリーのイラスト。かわいらしいだけでなく、ちょっと元気をもらえるようなメッセージが気に入っていたので、見えないところにこっそり残しました。

バッグを開けたときにふと見えるプリントが、ちょっとした自分だけのお楽しみポイントです。

リメイクの楽しさとやさしさ

服をそのまま捨てるのではなく、新しい形に作り変えてまた使えるようにする。
リメイクの魅力は、モノに込めた思い出を大切にできるところにあると思います。

もちろん、ミシンを使うのはちょっと手間がかかりますし、布の扱いに気を使うこともあります。でも、「こんな形にしたら可愛いかも」と考えながら作る時間はとても楽しく、完成したときの達成感もひとしおです。

また、リメイクは環境にもやさしい取り組み。
大量消費・大量廃棄が問題になっている今、手元にあるものを最後まで活かすという考え方は、まさにSDGs(持続可能な開発目標)にもつながります。

さいごに

今回作ったバッグは、自分用として大切に使おうと思っています。
これからのお出かけに、ちょっとしたお買い物に、いつでも一緒にいられるのが嬉しいです。

皆さんのクローゼットにも、「捨てたくないけど着ていない服」があれば、ぜひリメイクを試してみてください。
小さなハギレでも、ポーチや巾着、コースターなどに生まれ変わらせることができますよ。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。