睡眠の質を上げたい。だから、カフェインレスに挑戦してみた。


最近、朝起きても疲れが取れていないと感じることが増えました。夜はしっかり寝ているはずなのに、どこかすっきりしない。そんなときに「もしかしてカフェインが原因では?」と思い当たり、思い切ってカフェインレス生活を始めてみることにしました。

カフェインと睡眠の関係

カフェインは、コーヒーや紅茶、緑茶、エナジードリンクなどに含まれている覚醒作用のある成分です。集中力を高めたり眠気を吹き飛ばしたりと、日中にはありがたい効果がありますが、体内に残る時間が長いことをご存じでしょうか?

カフェインの半減期(体内で半分に分解されるまでの時間)はおよそ5〜7時間とされています。つまり、午後3時にコーヒーを飲んでも、夜9時頃にはまだ半分近く体に残っている計算です。これが眠りの質に影響を与えてしまう原因になります。

私のカフェイン習慣

私はもともとコーヒーが大好きで、朝に1杯、昼食後に1杯、午後の合間にもう1杯、という具合に1日3杯は当たり前。しかも夜遅くまでパソコンに向かっていることも多く、気づけば夜9時以降にコーヒーを飲んでいることもありました。

「眠れなくなることはないから大丈夫」と思っていたのですが、実は“眠れているようで眠れていない”という状態だったのかもしれません。

カフェインレス生活スタート

カフェインを完全にやめるのはハードルが高かったので、まずは「午後3時以降はカフェインを摂らない」ことから始めました。代わりに、デカフェのコーヒーやカフェインレスのハーブティー、白湯などを取り入れるようにしました。

最初の数日は、いつものコーヒーの香りや味が恋しくて物足りなさを感じましたが、1週間もすると慣れてきました。デカフェでも十分美味しいと感じられるようになったのは、自分でも驚きでした。

変化が出てきた!

そして一番嬉しかったのは、睡眠の質が確実に良くなったこと。寝つきが早くなり、夜中に目覚めることも減りました。朝の目覚めもスッキリして、日中の集中力もアップ。まさかカフェインを控えるだけで、ここまで変化があるとは思っていませんでした。

無理なく続けるために

今でも朝のコーヒーは続けていますが、午後はカフェインレスを基本にしています。すべてを我慢するのではなく、バランスをとりながら無理なく続けるのがポイントだと感じました。

「なんだか最近、よく眠れないな」と感じている方は、ぜひカフェインを見直してみてください。意外なほどの効果が実感できるかもしれません。