四角い世界に魅せられて——マインクラフトの映画を観て四角い物が作りたくなりました。
今日、待ちに待った『マインクラフト』の映画を観てきました。ゲームのファンとして、正直どんなふうに四角いブロックの世界が映画になるのか、少し不安もありましたが、スクリーンに広がる“あの世界”を見た瞬間、不安は吹き飛びました。
まさに「マイクラの世界そのもの」でした。山も森も、空に浮かぶ雲も、すべてが四角で構成されているのに、不思議とリアルで、温かみさえ感じさせてくれるのです。映画のストーリーは、シンプルながらもしっかりと芯があり、冒険、友情、そして創造の楽しさがぎゅっと詰まっていました。キャラクターたちがブロックを積み上げて建物を作ったり、クリーパーやスケルトンと戦ったりする姿に、何度も「あるある!」と心の中で頷きました。
映画を観終わった後、頭の中は完全にマイクラモード。久しぶりにゲームを起動して、ブロックを積み始めてしまいました。映画の中で見た建物や風景を、自分の手で再現したくなったのです。最初は小さな家から始め、気がついたら立派な塔を建てていました。気づけば数時間、夢中になってブロックを積んでいたほどです。
マインクラフトの面白さは、やはり“自由”にあると思います。映画ではその自由さが、物語を通して巧みに描かれていました。決まった正解がない。だからこそ、失敗してもまた作り直せるし、自分だけの世界を形にできるのです。それがどれだけ素晴らしいことか、映画を通じてあらためて実感しました。
「創造することの喜び」。これは、どんな年齢の人にも響くテーマです。そして、マインクラフトというゲームは、それをもっとも自然に、遊びながら教えてくれる存在だと、あらためて思いました。
マインクラフトの映画を観た人が、ひとりでも多く、四角い世界に入りたくなって、何かを作ってみたくなってくれたら嬉しいです。そして、もしまだゲームをやったことがない人がいたら、ぜひ一度、その世界を体験してみてほしい。きっと、あなたの中にある“創造する力”が、動き出すはずです。