役作りを兼ねて昭和30年代を背景に描いた
作品を観ています。
昨日見たのは・・・
「赤線地帯」溝口健二監督
「洲崎パラダイス赤信号」
川島雄三監督 今村昌平助監督
「火宅の人」深作欣二監督
今回の役どころが「愛人・・・」ですので
選んだ映画はそちらよりですが
時代背景などをイメージしたくて観るつもりが・・・
面白くてすっかり作品に入り込んでしまいました。
小物（タバコ・電話・家具・看板）など注意してみると
面白く、衣装も大変勉強になりますが
何より素晴らしい監督の作品ですから
細部まで妥協のない撮り方に感心します。
人の情愛や脆さ逞しさがぎっしり詰まって
今より遥かに貧しい時代だけれど
人間らしさがあって惹かれます。
こうしてこの時代にすっぽり入り込んで
「バルドー」という役を通して
昭和34年を匂わせられたらと思います。
この時代の邦画
面白いですよ～(^O^)