金曜日の夕方5時過ぎ、外で子猫の鳴き声が聞こえ始めた。
そのうち母猫が迎えに来るだろうと思いながら、
洗濯物を畳んでたけど、一向に鳴きやむ気配がない。
と言うよりも、鳴き声はさらに激しくなって行く。
さすがに気になって外に出てみると、今は空き家になっている
斜め前の家の方から鳴き声が聞こえる。
雑草の生い茂った庭を確認しても子猫の姿は見当たらない・・・
間違いなくこの辺りから声が聞こえよるのに( ̄ー ̄?).....??アレ??
もしかしたら縁の下に入ってしまってるのかなと思い、
一旦、自宅の家に戻り、ふともう一度振り返ると、
なんと屋根の上に子猫がしがみついていた
(○で囲んだ部分)
ええーーー
びっくりしたけど、もう一度母猫が迎え来るのを信じて
車の陰から見守っていたけれど、疲れて来たのか
子猫はだんだんとずり落ちてきだした
「うわぁ、どうしよう」とあたふたしているうちに、
とうとう雨樋にハマってしまい、身動きが取れないのか
片方の前足だけ、樋から見えている状態
ここまで待っても母猫が来ないと言う事は、
悲しいけれどもう見放されたと判断。
すぐに車を屋根の下に移動して、ボンネットに乗って
子猫を救出。
手のひらサイズの本当に小さな小さな子猫ちゃん。
この時、すでに6時を回ってた。愛犬ピースの
かかりつけ医の診察時間を調べると8時までと
なっていたので急いで連れて行く。
体重240gの男の子。目は開いている。
歯が3本ほど生えているので生後約2~3週間との事。
体温測定、検便、野良ちゃんなので一応ノミの駆除、
目やにが出ているので軟膏を塗ってもらう。
目以外は健康状態はおおむね良いとの事で診察終了。
まだ離乳していないので、ミルクを与えないといけないけれど
飲まない可能性もあるので念の為、ブドウ糖の注射もしてもらう。
そして帰宅。ダンボールにフリースを敷いて
湯たんぽ変わりのペットボトルを入れ、
子猫の仮住まいの完成。
夜にミルクをあげようとするも全然飲んでくれない
先生の言ったとおりだった
この週数の子猫は保護して3日間乗り越えるのが
難しいと聞いてから、夜寝るのが怖くてずっと寝ずの番。
10分おきくらいに寝床を覗いて息をしているか確認。
母の心配をよそになんとへそ天で寝てる
可愛すぎて心を鷲づかみ
そして一夜明けた昨日の朝。か細い声で鳴きはじめた。
急いでミルクを作って、哺乳瓶を使う前にまずはスポイトで
強制補給。ミルクの味を覚えたのか、はたまた
お腹がすいていたのか、その後哺乳瓶に変えると
まだたどたどしいながらも、飲んでくれた
それからは、順調に過ごせていて、今日の体重は
280gまで増えていた。
リラックスしてくれているのか、その寝姿に
子ども達ともども、くぎ付け
昼間は3~4時間おきの授乳で、昨日の夜中は
全然起きないので、排泄も兼ねて一度だけ起こして
授乳すると朝までぐっすり。
今日も一日、元気で過ごせました
14年ぶりの授乳生活。懐かしみながら楽しんでいます
目の状態はすごく心配やけど、処方してもらったお薬を
ちゃんと塗って、なんとか治ってくれたらええなぁ。。。
そしてこのまま無事にすくすくと大きくなりますように
あっ、名前も決まりました
『昴(すばる)』です。(命名=次女)
何かのご縁で出会えた命。。。
大切に大切に育てていくので、
今後とも、よろしくお見知りおきを~