『旦那さん』という名詞。
ちょっと気になったのでしらべてみました。
と、その前に・・・
妻が夫のコトを呼ぶ時につかう『旦那さん』、
旦那ってなんだか時代劇に使われる呼び名なイメージですよね。
というもの、かれこれ5~6年ほど前、
当時勤めていたアパレル会社のあるお店での出来事。
T中店長が、N川さん(当時30歳くらいで私の8年くらい後輩)に、
仕事の内容は忘れてしまったのですが、ある仕事の依頼をしたんです。
で、N川さん、ご主人がおまわりさんだったために、
その地での仕事ができない(というわけのわからない制約があるらしい)、
と、T中店長に訴えました。
N川さん:
『うちのダンナさんが~~~おまわりさんなので~~~~、
そこでの仕事は受けられないんです~。
それで~うちのダンナさんが~~~~』
と、『ダンナさん』という名詞をこの後もなんども連呼。
それを聞いていたT店長:
『ちょっと




ダンナさん、ダンナさんて



こういう時には、“シュジン”っていうのが本当でしょ



まったく自分の主張はちゃんとするクセに、
ちゃんとした言葉づかいも知らないんだからーーーーー

と、他のスタッフみんなが見ている前で、N川さんのことを怒る怒る

それを聞いていた私、
――――確かに、そりゃそうだ――――
と心の中で思い、
それ以降、そのN川さんのおかげで、
私も人の前でダンナに“さん”を付けることは控えてきました。
というか、旦那って感覚的に配偶者を呼ぶ
正式な呼称ではないよな~って思ってたんです。
で、何故か今日ふと気になって調べたのですが、
旦那とは
『サンスクリット語の“ダ―ナ“の音写で、元仏教用語。
『ダ―ナ』は “与える” “贈る” の意味で、
“ほどこし””布施”などと訳され“檀那”とも書くそう。
中国や日本で『旦那』は、寺院や僧侶に布施をする”施主”や”檀家”の意味として、
主に僧侶に用いた言葉だったそうです。
やがて一般にも“旦那”の語は広まり、
“パトロン”のように、生活の面倒を観る人の意味で用いられるようになり、
さらに、『面倒を観る人』『お金を出してくれる人』といった意味から派生し、
奉公人が主人を、商人が客を、妻が夫を呼ぶ時の敬称として用いられるようになったそうな。
だということです。
サンスクリット語だたんですね~旦那って。
そういえば、サンスクリット語って確か、
音をイメージして文字にしたって聞いたことがあります。
面白いですね。
そしてそして、前後しますが、旦那の敬語での呼び方は
『夫』
『主人』
『宅』
『○○(と姓で呼ぶ)』
ですって。
マメマメ知識でした。
ではでは