サービス精神 | みかじんのブログ

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息子の食物アレルギーと自分のアトピー性皮膚炎のこととか、日々のアレコレ。

墨田区で、バッグなどを作っている皮工房の友人が、

個人でものづくりしている人たちと一緒に、

セレクトショップ的なものを始めたのでということで、

昨夜はそのオープン記念のパーティに行ってきました。




街興し的なことも含まれているようで、

近隣のお店の人や、友達などが集まって多いに盛り上がっていました。




私は同じ東京でも、全く逆転の西東京なので、

楽しそうな皆さんを傍観するようにみさせていただきました。



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昨日は、ちょっと体調がすぐれなかったので、

早々にパーティを後にしようとお店を出た後、

偶然また別の知人Tさんバッタリ出会い、

ひょんなことから、ロンドンから来た靴職人さんと食事をすることになってしまいました。

その知人Tさんも、同じ墨田区で革の会社をやっている人なのですが、

ちょうど日本で受注会をしに来たその靴職人、ジョナサンさんに

墨田の街を案内したいと、仕事終わりに連れ出してきたそうで・・・。

ジョナサンさんの靴のブランドは、なんでも完全受注性のオーダーメイドの靴屋さんで、

英国の何とか女王の靴なども作っている、由緒正しいメーカーさんなのだとか。



で、近くの居酒屋に4人で入ったのですが、

ジョナサンは日本語を話せなくて、英語のみ!

Tさんは大分英語を話せるのですが、

我が夫婦は単語を言うしかできない。

それでもダンナは一生懸命共通の話題を探そうと、


「サッカーは好きか?」

「ビートルズはどの曲が好きか?」

「好きな映画はなんだ?」

などなど、ジャスチャ―交じりに必死に質問するも、

「サッカーはしない、ラグビーならやる」

「ビートルズの曲はどれが好きだか言えない」

「クリントイーストウッドの映画が好き」

とこっちはラグビーは良く分からないから、知っていることをチョロッと話し、

ビートルズでも話が広がらないし、

しまいにはアメリカの映画が好きって

と、全然広がらない。


人によるのかとは思うのですが、

イギリスの方はやはり静かなのですね。

これがアメリカ人だったら、もっと陽気にコミュニケーションとってくれそうな気がします。

で、

なぜか、帰りの電車も途中までジョナサンと3人で一緒に帰ることになってしまって。

私はもう、彼も疲れているだろうから少し静かにしてあげればいいのに

て思っていたのですが、

うちのダンナは全く逆で、まだまだコミュニケーションをとろうとしている。

お酒も入っているし、気も使うしでだんだんおかしくなっていて、

駅の券売機の前で、切符を買おうとしているジョナサンに向かって

「ドゥ ユー ハブ マネー?」って聞いてて、

となりにいた日本人の男の子が思わずうけてしまって噴き出していました

身なりもスーツできちんとしていて、

どう考えてもあちらの方がお金持ちですけどね。


ご飯も美味しかったし、英語を話せるようになりたいなと、

改めて思えたのでとてもよい時間だったのですが、

なによりもダンナのサービス精神の旺盛さにはやられました。

ちなにみ、ジョナサンと分かれた後、

家へ帰り途中、

「胃が痛い」と途中で歩けなくなっていました。

どんだけ、気使ってたのか・・・・・