売れるお店にするには その2 | みかじんのブログ

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息子の食物アレルギーと自分のアトピー性皮膚炎のこととか、日々のアレコレ。

気温がだいぶ下がりましたね。

急に寒くなったので、喉が痛くなってきました。

風邪が流行っているようなので皆さんもお気を付け下さい。



さて、今回の「売れるお店―」


サブタイトルは『それは本当にそこで良いの?』です。


平日の昼にショップを見に行くと、

新商品など納品されたものを、

カウンターや商品陳列用の平台にデーンと山積みに乗せ、

お客様がいるのに周りを気にせず、

ガシガシ夢中で品出ししているスタッフを見かけます。


そういう時はなんだか、商品を見て回るのも気がひけます。



平日の昼間は比較的お客さんも少ないので、

やってはいけないとは思いません。

だけど、客のこちらが商品を見るのを躊躇してしまう空気を漂わせて行うのは

良くないと思います。



ある程度の作業はお店に活気を与えるので、

やった方が良いと思うのですが、

そこには必ずお客様への気配り心配りを忘れずにしたいものです。



それから、これは飲食店でよく見かけるのですが、

材料のストックをまとめて注文しているのでしょうか、

入口や客席のお客様の席から丸見えのところに

段ボールが山積みになって

置かれているのをたまに見かけます。



お店の入り口はお客様を迎える場所です、

初めて入る店だと一瞬躊躇してしまします。

玄関ってお店の顔といっても良いほど大切な場所です。



そこにドーンと段ボールが積まれていたりしたら・・・

入りにくい空気満載です。

しかも、今届きました~~というより、

これ・・・・いつの???と聞きたくなるように

埃をかぶったようなものだったら尚更です。



そして、こちらは精肉店の話なのですが、

ある時、最寄駅のある精肉店に入りました。

そのお店には初めて足を踏み入れたのですが、

さて、お肉を注文しようとケース越しの中を見ると、

後ろの作業台、ステンレスのお肉を包んだりするであろう台の上に、

文房具、ペットボトル、雑誌、置物や貯金箱などなど

生活感があるものがズラリと並んでいて、

そこで頼んだものを包んだり、肉を分けたりしていたんです。



思わずギョッとしましたが、

どうしてもその日はそこで買わないと間に合わなかったので購入しました。


できれば買わずに出てきたかったと思うくらい、

私には清潔な感じがうかがえなかったのですが、

お店の人からすると、無意識にやっていることで

いつの間にかそうなっていたんでしょうね。




この3つの例から共通してみえることは、

「客観的にみていない」

ということだと思います。



自分がお客さんの立場だったら、自分のお店がどう見えるか?

自分ならこの店で気持ち良い、心地良いって感じられるか?

など、客観的な見かたを常にしていないと、

こういったことが平気で出来てしまと思うのです。



ストック場所がないんだからしょうがない、と諦めてしまっている人は、

諦めずに工夫する努力をすることでお客様に伝わると思うし、


私はそんなの気にならないとか行っている人も、

きっと無意識のうちに不快感を得ていたりするものなんですよ。


って、私は言いたいです。


ちなみに、最後の精肉店は1年ほど前に閉店しました。


原因は違うことかもしれませんが、

お店の努力っていうものは知らず知らずのうちに

お客様に伝わるものだって私は信じています。



諦めないで「これは本当にここでいいのか?」って常に客観的に見て行きましょペンギン