先日、有料老人ホームへ行き、所長さんとお話しする機会がありました。
今まで足を踏み入れたことがなかったので、有料老人ホームというと、なんとなく殺風景なイメージでを持っていました。
その上、そこの一番偉い方となると、ベテランのおじさまというイメージを勝手に持っていたのですが、
今回伺ったところの所長さんは、50歳くらいの女性。
華奢でとても可愛らしい雰囲気の方でした。
お話をしていただいている間も、ニコニコとずっと笑顔でいて、私が持っていたイメージとは正反対でした。
あ、私の家族が入居を考えているというわけではありませんので。
館内を一通り案内していただいたのですが、
お部屋も、お風呂場も、食堂も、とても明るい雰囲気で、これもまた持っていたイメージとは正反対でした。
所長さん案内をして頂いたのですが、なんだかとても仕事を楽しまれながらされているのがうかがえました。
そして、『仕事に来るのが楽しみなんです』っておっしゃっていました。
もしかしたら建前かもしれないですけど、最近こういうふうに素直に言う人が少ないので新鮮でしたね。
それと、これは今のどこのホームも一緒なのかもしれないですが、
利用者のお世話をする際に、例えばおむつが必要な方いらした場合、
どうやったらその方がおむつではなくて、できるだけお手洗いに行って用をたせるようになるか?
を工夫して差し上げるのだそうです。
また、高齢者の嚥下作用の低下を極力起こりにくくするためにはどうしたらよいか?と
考え、
食後に体操をして進行を抑える活動をされているのだそうです。
なるほどなと思いました。
起きてから対処するのではなく、スタッフ皆さんで、起こさない努力をされているのですね。
働いている皆さんが、とても素敵な顔をされていたのが印象的でした。