従千住花街眺望ノ不二
せんじゅはなまちちょうぼうのふじ
現在の足立区北千住宮本町3丁目付近だそうです。
ここからも、こんなにくっきりと富士が見えていました。
稲刈りの終わった田畑沿いを
大名行列がすすみます。
鉄砲隊の男子たち、さまざまな表情をしていますね。
ムスッとしていたり額をかいていたり・・・
どこを見ているのかと思えば
あぜ道で休憩している農家の女子を見ていました。
なかなかの美女達です。
江戸時代は男女交際にそれほど厳しくなかったといいますから
気になれば堂々と見つめ合う事もあったのでしょう。
つねきちの描いた女子はニコニコして嬉しそう。
千客万来、と書いてある暖簾から
男が行列を覗いています。
どことなく憎めない顔つきがつねきちフェイス。
むこうの家並みは千住花街
(非公認の遊郭)
千住は江戸から一番目の宿場として栄えていたのです。
うっすらと雪化粧を施した富士山がいます。
冬が訪れる前の落ち着いたひととき。
藁葺き屋根の上から
槍隊の槍の先が見えていますね。
スマートで細やかな北斎の描写があります。
最近のつねきちには
昼の業務であるPC文字入力の分量セーブをして
絵にかける時間を増やし気味にしています。
(時間がタイトだと、明け方まで描いてしまうのです)
それが良かったようで
描線がほんとに丁寧になりました。
手前の藁葺き屋根の着色にも味わいが出ています。
ティシャツを作りました。
デザインを女子用にしたものも別に作り
後日またアップ致します

本日もお読み頂きありがとうございました。
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つねきち模写の作品集HPです
時間調整のときなどに見て下さい。