赤坂宿。
現在の愛知県豊川市赤坂町にあたります。
当時、飯盛り女を数多く抱えていた場所といい、どことなく玄人のにおいがする絵です。
今回はふわふわタッチとは無縁のようですが、きちんと描けています。
藤川宿。
岡崎観光きらり百選に選考された見事な松並木がある地。
大名行列に土下座をする中に、小さな動物まで混ざっているのが可愛らしい。
草木の線にきっちりとした重みを感じる作品です。
立派な、という言葉が似合う完成度に仕上がりました。
ふわふわタッチも好きですが、こんなしっかりどっしりした絵を見ると、まさにつねきち〔態度がデカイ…〕‼︎ という気がします。
江戸の日本橋から約330キロで10日かかったそうです。
初夏の馬市を描いたのでしょうか。
有名な松並木にも馬を繋いだとのこと。
青々とした草を食む活力溢れた若い馬たち。
何だかつねきちと重なります。
ちなみに午年生まれのつねきち、出生時の体重は3,300グラムでした。