こんにちは!
ブログは久しぶりです。。

2020年2月2日、天照タイ公演が終わりました。

俺が初めて天照のサポートをしたのが記憶が確かなら2004年の夏。
仙台MACANAだったと思う。
初めてのO-WEST公演が目前で1st singleの『暁』の発売直前だったかな。

まだ当時はロックバンドに『和』のテイストを入れるバンドは殆どなくサウンドを聴いた時衝撃を受けた。
また曲によっては『和』を超えてオリエンタルなイメージもあったし当時から『世界』を視野に入れれるバンドだと思っていました。

今回の公演に向かうにあたりあの当時天照の曲を大ちゃんの家で練習しながら語っていた夢の話を思い出しました。
俺ら世代のロックミュージシャンはまだまだ外国のロックに憧れて音を奏でる事が普通だった。
まだまだミクスチャーという言葉が浸透する前にロックと和のミクスチャーを目指しそれで世界で勝負したい。
天照はそんなバンドだった。

その後色々な経緯をたどり。
3年前に止まっていた時が動いた。

タイ公演にあたり大ちゃんと沢山話して。
その頃と全く変わらない純粋な気持ちが沢山あった。

そんな天照がたどり着いた海外での初公演
そのステージに立てた事。
本当に嬉しかった。

今でこそ沢山のバンドが『和』のテイストをロックに融合してるけど。
俺の中で天照は『オリジナル』なバンドだと思っている。

だからこそ海外にチャレンジする気持ちと共にオリジナルのバンドとしての誇りをもって臨もうと思った。

メンバー2人にはメンバーとして背負う事。
サポートはサポートとしてやるべき仕事。
やる事は違うけど、向かう方向は絶対に揃えなきゃ。
そんな気持ちでいたんだけど。

タイについた瞬間そんな事ぶっ飛びましたw

あの頃を思い出したんだけど。
余計な事考えずその日のステージを最高のものにしようって必死に考えてて。
大げさに言うといつも最後のステージになっても後悔無いようにって考えてて。
そんな思いがあふれ出てきた。

2004年から16年たって。
その気持ちを改めて持たせてくれる天照
俺の中でやっぱり特別なバンドです。

タイ公演のステージに立たせてくれた2人には本当に感謝している。
でも天照が今あるのは間違いなく天っ子達の願いがあってだとも思っている。
そしてこの公演に天照を招いてくれた皆様。
沢山の人生があり、願いがあり俺は天照としてタイ公演に立てた。
ミュージシャンとして本当に幸せな人生です。
ありがとう。

最高のタイ遠征でした。

この経験を大事にしたい。
そして繋げます。

俺がステージに立つことで誰かの笑顔に繋がれば。

それが俺にとって最高の幸せです。

最後にもう一回言いたい!!

僕の人生に関わってくれた皆、本当にありがとうございました。

そしてこれからも謙を宜しくです!