どもども、みかがみです。

いやはや、ほんっとに参りました。

こうも矢継ぎ早にいろいろ問題が出てくるとは思いもしませんでした💦

 

前回お話しした、建設予定地の敷地問題。

自治体が、コンクリート地下駐車場を認めず、交差点部分を2mずつ

隅切りしないさって突然言われた大問題。

 

で、今の敷地状況がこんな感じ。

 

 

結構な傾斜地に立っていて、左側は石垣擁壁と、

ボックスカルバートの駐車場になっています。

しかも前の道路も勾配になっており、駐車場側で180cm、

下側で150cmくらい差がある敷地。

しかも駐車場の上に家がのっかってる設計で、

今から50年も前だとこういうところユルユルだったんだなぁと実感します。

 

もちろん駐車場も石垣の土留めも生かした設計をお願いしていたのですが、

結局自治体の言ってきている条件をクリアしようとなると、

こういう風にしなくてはいけません。

 

既存の擁壁を取っ払い、地面を大きく削り取るしか方法がないとのこと。

駐車場も後ろ部分のコンクリートをそのまま使おうとすると、

新居の基礎を深基礎にしなければいけなくなり、

建築費だけで300万以上かかる見積もりが出てきました。

営業さんも設計さんも、その金額はさすがにもったいないので、

大きく地面を削り、安息角の30度を維持しつつ、

ブロックで土留めを新たに作るほうが、若干金額が抑えられると。

 

で、出てきた案が、

月極駐車場にしちゃおうというトンデモプラン(笑)

 

でも、ここで大きな問題は、

土留めは家の完成後、完了検査が終わった後に着工せねばならず、

そのころにはHMが手離れしていて、工事の連携が取れなくなること。

ましてや、解体業者にもどこまで削って、のり面を作ってもらわないと

いけないので、施主側がかなり負担となる。

 

う~ん、やっぱり一筋縄ではいきませんね💦

敷地もったいないなぁと思いつつも、いずれにしても活用しにくい

広さなので、現実駐車場くらいしか思いつかないのですよね。

 

間取りの変更なく自治体の条件をクリアする道とはいえ、

ここにきての追加費用は結構応えます・・・・

特に地盤補強の予算も削っているので、

せめて地盤だけはするっとクリアしてほしいと願っています。